|・) 「さあ 明日より
神界の秘機である 大司命節が始まるという事でありまして
大司命節期間中は 言行を慎むという事が慣例となっていますが、
本日の試合は その前夜祭
これはまさに 宮地神仙道のリオのカーニバルだ!」
|・) 「さて ここで簡単に 大司命節に関して説明させて頂きますと
11月8日まで 神界に於いて
万霊の賞罰や運命が決定されるという事でありまして
明日より31日間は
神仙に懺悔を捧げ 言行を慎み
自己の生籍の向上を祈祷すべきとされております。」
|・) 「そこで 大司命節期間に入る前に
村西五郎が
九州のフルーツポンチ・うずまき師と対戦し
玄学界のアレクサンドリア木星王のチャンピオンベルトを狙います。
昨日は 天行神軍を前に 涙を飲まされた五郎、
顔面 浴びせ蹴りによって あっけなく散った五郎でありますが
本日は 宮地神仙道の ミスター神仙道に挑戦いたします!」
|・) 「実況アナウンサーは わたくし チラリズム秋元
解説は」
|・)…
(大 物 主)
( `m´) 「…解説は我
大司命節期間中は むしろ手の空く 大物主である。」
|・) 「おや
大国主命は 10月は出雲で議長役
非常に多忙という事でありますが
片割れの大物主は 文字通りの 神無月
むしろ手が空いてしまうと。」
(大 物 主)
( `m´) 「…そういう訳で
今から 来年の年賀状のカタログに 目を通したりしているのであるが
家のプリントゴッコも そろそろ耐用限界に来ている。」
|・) 「なるほど
さて 試合とは全く関係のない 話しになってしまいましたが
それでは 両選手の入場であります。
まずは 宮地神社コーナー
悪の絶品のストロークと呼ばれております 村西五郎ーーーー!!!!!」
<ヽ`д´>
|・) 「宮地神仙道と天行居の間の 回遊魚男
村西五郎が リングインしました。
昨日の試合で受けた傷を抱えながら
険しい表情で リング上に 仁王立ちをしています。
宮地神仙道との攻防は
いよいよ この大司命節前夜にまで もつれ込んでしまった訳であります!」
|・) 「そして 玄学界のアレクサンドリア木星王、
歩く神仙道誌と呼ばれます
九州の フルーツポンチ・うずまき師ーーーーーーーー!!!」
ヽ(゚∀゚)ノ
|・) 「平成玄学界を甘く魅了するのか この北海道と九州の 南北両雄の戦い、
本日の試合は 通常のルールに従って行われます。
さあ ゴングが鳴りました!!!!」
<ヽ`д´> 「…へへ
俺には 隠し凶器というものが あるんだっぺさ。」
<ヽ`д´>つ| 宮地神道会報 |
|・) 「おっと 五郎
試合開始直後から 反則技を繰り出している!
宮地神道会報のような凶器は
この試合では 禁止されているハズだが?!」
ヽ(゚∀゚)ノ 「汝に出るものは 皆 汝に帰る」
ヽ(゚∀゚)ノ
<ヽ`д´>…!
|・) 「五郎
フルーツポンチ・うずまき師が放つ 水位師の御言葉を
正面から まともに食らった!
五郎の様子でありますが
宮地神社会報を リングの外に落とし
体勢を崩して 仰向けに倒れ込んだ!!
さあ カウントが入りました!
ワン・ツー・スリーーーーーーー!
決まったーーーーーーーー!
九州のフルーツポンチ・うずまき師
玄学界のアレクサンドリア木星王 タイトル防衛成功ーーーーーーーー!!」
(大 物 主)
( `m´) 「…それでは 母大陸に
宮地神仙道を 差し出すのである。」
|・)
|・) 「それでは 皆さん
大司命節に対する 相応しい準備をなさって下さい。
御機嫌よう!!!」
(大 物 主)
|ミ サッ (`m´ ) 「大司命節の前に差し出さないか!!!!!!!!!」