経典には 重い病を患った場合、
7日間毎日 乳粥を作って地面に流して施餓鬼とする事で
病が癒されると書かており、
大陸では 肺がんを患い、
乳粥を施す施餓鬼法を行って 癌が癒されたという人もいるようです。
乳粥レシピの1つ
https://www.shoueiin.jp/shoeiin/kayu.html
乳粥を地面に流す際に 以下のように誦します。
「請聖(せいせい)
南無(なむ)
十方三世一切仏法僧三宝(じっぽうさんぜいっさいぶっぽうそうさんぽう)
南無(なむ)
本師釈迦牟尼仏(ほんししゃかむにぶつ)
南無(なむ)
大悲観世音菩薩(だいひかんぜおんぼさつ)
南無(なむ)
大願地蔵王菩薩(だいがんじぞうおうぼさつ)。」
(特に病病を願う場合に加えて誦す)
「祈願(きがん)
我/他〇〇(自己の場合は我 他者の治病を願う場合は他 その人の名前)
疾病消除(しっぺいしょうじょ)
速証無上正等菩提(そくしょうむじょうしょうとうぼだい)
願一切餓鬼衆生等(がんいっさいがきしゅじょうとう)
受施飲食(じゅせおんじき)
悉得充足飽満(しっとくじゅうそくほうまん)
脱離苦身(だつりくしん)
聞法得度究竟成仏(もんほうとくどくきょうじょうぶつ)。」
粥の入った器を左手で持つ。
左手は中指と薬指を曲げて
残りの3本指で 器を支えて持つようにする。
3遍誦す。
「ナム・サルヴァ・タタガタ・ヴァロキテ・オン・サンバラ・サンバラ・ウン。」
3遍誦す。
「南無(なむ)
多宝如来(たほうにょらい)
南無(なむ)
妙色身如来(みょうしきしんにょらい)
南無(なむ)
広博身如来(こうはくしんにょらい)
南無(なむ)
離怖畏如来(りふいにょらい)。」
右の親指と中指を 地面に向けて7回弾いてから 粥を流す(または埋める)。
3遍誦す。
「オン・フルフル・ジャヤムケ・ソーハー。」
3遍誦す。
「帰依仏(きえぶつ)
帰依法(きえほう)
帰依僧(きえそう)。」
10遍以上誦す。
「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)。」
(回向)
※治病を願う場合に誦す。
「回向(えこう)
我/他〇〇(自己の場合は我 他者の治病を願う場合は他 その人の名前)
疾病消除(しっぺいしょうじょ)
聞法得度(もんほうとくど)
早証菩提(そうしょうぼだい)。」
※施餓鬼法とする場合に誦す。
「願以此功徳(がんにしくどく)
回向一切受施餓鬼(えこういっさいじゅせがき)
衆生等充足飽満(しゅじょうとうじゅうそくほうまん)
脱離苦身(だつりくしん)
聞法得度究竟成仏(もんほうとくどくきょうじょうぶつ)。」
※一般的な回向を行いたい場合に誦す。
「所有功徳果報(そうくどくかほう)
悉与一切衆生(しつよいっさいしゅじょう)
共回向阿耨多羅三藐三菩提(くえこうあのくたらさんみゃくさんぼだい)。」