
「キリストのいと貴き御血を讃える七回の主祷文」
我らの主は 聖ブリジッタに
キリストのいと貴き御血を讃えて
七回「主祷文」を 12年間唱える者に対して 以下の約束をされた。
1.このように祈る霊魂が 煉獄で苦しむ事はないだろう
2.このように祈る霊魂は
自らの信仰によって
己の血を流した殉教者として受け入れられるだろう
3.このように祈る霊魂は
自らの他に 聖なる者となるのに充分な
恩寵の状態に留められる3人の霊魂を選ぶことができる
4.このように祈る霊魂から四代までの子孫で
誰も霊魂を失う事がないだろう
5.このように祈る霊魂は
自分が死ぬ一か月前に 己の死を知らされるだろう
この祈りを12年間祈る前に その人が亡くなったとしても、
主は その人が12年間祈ったものとして受け入れられる。
【祈り】
「わがイエズスよ
御心(みこころ)によりて
御身が聖化したまいし この祈りと愛とに一致して
今我は 七つの主祷文を祈らん。
この祈りをわが唇より
御身の御神威(みいつ)の御心(みこころ)に受け入れ、
御身が この祈りを地上に与えたまいしごとく
三位一体(さんみいったい)に光栄と喜びをもたらしむるよう
より向善し完全ならしめたまえ。
御身の痛ましき御傷と
それらによりて御身がこぼしたまいし
いと貴(たっと)き御血への賛美ゆえに
これらが御身の聖なる者たちに注がれんことを。」
■第一の神秘 イエズスの割礼
■「主祷文」を誦す。
「天にまします 我らの父よ、
願わくは御名(みな)の尊(とうと)まれんことを、
御国(みくに)の来たらんことを、
御旨(みむね)の天に行わるる如く
地にも行われんことを。
われらの日用(にちよう)の糧(かて)を
今日(こんにち) 我らに与えたまえ。
我らが人に赦す如く、
我らの罪を赦し給え。
我らを試みに引き給わざれ、
我らを悪より救い給え。」
■「天使祝詞」を誦す。
「めでたし 聖寵(せいちょう)充(み)ち満(み)てるマリア
主 御身と共にまします。
御身は女のうちにて祝せられ、
御胎内(ごたいない)の御子(おんこ)イエズスも 祝せられたもう。
天主の御母(おんはは) 聖マリア
罪人(つみびと)なる我らのために
今も 臨終の時も祈り給え アーメン。」
「永遠の御父よ
マリアの汚れなき御手と
イエズスの御神威(みいつ)の御心(みこころ)によりて、
我と全人類の若き日と罪の償いとして、
第一の大罪(たいざい)に対する守護
ことに わが親族の間における守護のために
御身の初の御傷と痛苦 流血を 御身に捧げたてまつる。」
■第二の神秘 オリベト山における血の汗
■「主祷文」を誦す。
「天にまします 我らの父よ、
願わくは御名(みな)の尊(とうと)まれんことを、
御国(みくに)の来たらんことを、
御旨(みむね)の天に行わるる如く
地にも行われんことを。
われらの日用(にちよう)の糧(かて)を
今日(こんにち) 我らに与えたまえ。
我らが人に赦す如く、
我らの罪を赦し給え。
我らを試みに引き給わざれ、
我らを悪より救い給え。」
■「天使祝詞」を誦す。
「めでたし 聖寵(せいちょう)充(み)ち満(み)てるマリア
主 御身と共にまします。
御身は女のうちにて祝せられ、
御胎内(ごたいない)の御子(おんこ)イエズスも 祝せられたもう。
天主の御母(おんはは) 聖マリア
罪人(つみびと)なる我らのために
今も 臨終の時も祈り給え アーメン。」
「永遠の御父よ
マリアの汚れなき御手と
イエズスの御神威(みいつ)の御心(みこころ)によりて、
我と全人類の心の罪の償いとして、
イエズスの御子(おんこ)の恐れに苦しみたまいて
償いなるオリベト山におけし
主の血の汗のすべての滴(しずく)を
かくの如き罪からの守護と
御神威(みいつ)と兄弟的愛を広げるために
御身に捧げたてまつる。」
■第三の神秘 主の鞭打ち
■「主祷文」を誦す。
「天にまします 我らの父よ、
願わくは御名(みな)の尊(とうと)まれんことを、
御国(みくに)の来たらんことを、
御旨(みむね)の天に行わるる如く
地にも行われんことを。
われらの日用(にちよう)の糧(かて)を
今日(こんにち) 我らに与えたまえ。
我らが人に赦す如く、
我らの罪を赦し給え。
我らを試みに引き給わざれ、
我らを悪より救い給え。」
■「天使祝詞」を誦す。
「めでたし 聖寵(せいちょう)充(み)ち満(み)てるマリア
主 御身と共にまします。
御身は女のうちにて祝せられ、
御胎内(ごたいない)の御子(おんこ)イエズスも 祝せられたもう。
天主の御母(おんはは) 聖マリア
罪人(つみびと)なる我らのために
今も 臨終の時も祈り給え アーメン。」
「永遠の御父よ
マリアの汚れなき御手と
イエズスの御神威(みいつ)の御心(みこころ)によりて、
我と全人類の肉の罪の償いとして、
償いの鞭打ちにおける イエズスの無数の御傷と
むごたらしき痛苦と いと貴き御血を
かくの如き罪からの守護と
清浄無垢の保持
ことに親族の間における保持のために
御身に捧げたてまつる。」
■第四の神秘 いばらの冠
■「主祷文」を誦す。
「天にまします 我らの父よ、
願わくは御名(みな)の尊(とうと)まれんことを、
御国(みくに)の来たらんことを、
御旨(みむね)の天に行わるる如く
地にも行われんことを。
われらの日用(にちよう)の糧(かて)を
今日(こんにち) 我らに与えたまえ。
我らが人に赦す如く、
我らの罪を赦し給え。
我らを試みに引き給わざれ、
我らを悪より救い給え。」
■「天使祝詞」を誦す。
「めでたし 聖寵(せいちょう)充(み)ち満(み)てるマリア
主 御身と共にまします。
御身は女のうちにて祝せられ、
御胎内(ごたいない)の御子(おんこ)イエズスも 祝せられたもう。
天主の御母(おんはは) 聖マリア
罪人(つみびと)なる我らのために
今も 臨終の時も祈り給え アーメン。」
「永遠の御父よ
マリアの汚れなき御手と
イエズスの御神威(みいつ)の御心(みこころ)によりて、
我と全人類の精神における罪の償いとして、
償いなる いばらの冠ととげによれる
イエズスの御頭(みかしら)の
御傷と痛苦 いと貴き御血を
かくの如き罪からの守護と
この地上に キリストの御国(みくに)を広げるために
御身に捧げたてまつる。」
■第五の神秘 十字架の道行き
■「主祷文」を誦す。
「天にまします 我らの父よ、
願わくは御名(みな)の尊(とうと)まれんことを、
御国(みくに)の来たらんことを、
御旨(みむね)の天に行わるる如く
地にも行われんことを。
われらの日用(にちよう)の糧(かて)を
今日(こんにち) 我らに与えたまえ。
我らが人に赦す如く、
我らの罪を赦し給え。
我らを試みに引き給わざれ、
我らを悪より救い給え。」
■「天使祝詞」を誦す。
「めでたし 聖寵(せいちょう)充(み)ち満(み)てるマリア
主 御身と共にまします。
御身は女のうちにて祝せられ、
御胎内(ごたいない)の御子(おんこ)イエズスも 祝せられたもう。
天主の御母(おんはは) 聖マリア
罪人(つみびと)なる我らのために
今も 臨終の時も祈り給え アーメン。」
「永遠の御父よ
マリアの汚れなき御手と
イエズスの御神威(みいつ)の御心(みこころ)によりて、
我と全人類の精神における十字架に対する反抗、
御身の聖なる取り決めに対する不満
舌によりて犯したる他の一切の罪の償いとして、
償いなる 十字架の道行きで御身が苦しみたまい、
ことに御肩の御傷と その いと貴き御血を
かくの如き罪からの守護と
十字架へのまことの愛のために
御身に捧げたてまつる。」
■第六の神秘 十字架への釘付け
■「主祷文」を誦す。
「天にまします 我らの父よ、
願わくは御名(みな)の尊(とうと)まれんことを、
御国(みくに)の来たらんことを、
御旨(みむね)の天に行わるる如く
地にも行われんことを。
われらの日用(にちよう)の糧(かて)を
今日(こんにち) 我らに与えたまえ。
我らが人に赦す如く、
我らの罪を赦し給え。
我らを試みに引き給わざれ、
我らを悪より救い給え。」
■「天使祝詞」を誦す。
「めでたし 聖寵(せいちょう)充(み)ち満(み)てるマリア
主 御身と共にまします。
御身は女のうちにて祝せられ、
御胎内(ごたいない)の御子(おんこ)イエズスも 祝せられたもう。
天主の御母(おんはは) 聖マリア
罪人(つみびと)なる我らのために
今も 臨終の時も祈り給え アーメン。」
「永遠の御父よ
マリアの汚れなき御手と
イエズスの御神威(みいつ)の御心(みこころ)によりて、
我と世の一切の罪の償いとして、
十字架上の御子(おんこ)の釘付けとはりつけ、
御手と御足の御傷と
我らのために注ぎいいだされし
主のいと貴き御血の三つの流れ、
霊と肉における 主の驚くべき責め苦と
主の貴き死去、
その血を流さざる更新は
修道会内の誓約と規則に対する
全ての御傷の償いとして
地上における すべてのミサ聖祭にて執り行われ、
病者と 臨終にありし者
すべての聖なる司祭と平信徒
キリスト信者の家庭の回復に向けての聖なる教父の意向のため
信仰の強化のため
散らされし者のためのみならず
我らの国と キリストと主の公教会によれる
すべての国の一致のため
御身に捧げたてまつる。」
■第七の神秘 イエズスの御脇腹より流れし御血と水
■「主祷文」を誦す。
「天にまします 我らの父よ、
願わくは御名(みな)の尊(とうと)まれんことを、
御国(みくに)の来たらんことを、
御旨(みむね)の天に行わるる如く
地にも行われんことを。
われらの日用(にちよう)の糧(かて)を
今日(こんにち) 我らに与えたまえ。
我らが人に赦す如く、
我らの罪を赦し給え。
我らを試みに引き給わざれ、
我らを悪より救い給え。」
■「天使祝詞」を誦す。
「めでたし 聖寵(せいちょう)充(み)ち満(み)てるマリア
主 御身と共にまします。
御身は女のうちにて祝せられ、
御胎内(ごたいない)の御子(おんこ)イエズスも 祝せられたもう。
天主の御母(おんはは) 聖マリア
罪人(つみびと)なる我らのために
今も 臨終の時も祈り給え アーメン。」
「永遠の御父よ
イエズスの御神威(みいつ)の御心(みこころ)の
御傷より注ぎいだされし御血と水を
聖なる公教会の求めと
全人類の罪に対する償いのために ふさわしく受けさせたまえ。
我らのために慈悲深くあらしめたまえ。
キリストの御血は 主の聖なる御心(みこころ)の
最終の貴き中身なれば
我と他者の一切の罪過をすすぎたまえ。
キリストの御わきばらよりの水よ
わが罪に対する一切の懲罰と
煉獄の炎の消火のためと
煉獄にありし一切の霊魂のためにすすぎたまえ アーメン。」