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目の前に白色の観世音菩薩がおられるのを観想します。
観世音菩薩は 一面二臂で円鏡を持たれており
その前方には 白ターラの護法神方がおられます。
一遍誦します。
「ナム・グルベー
ナム・フダヤ
ナムダマヤ
ナムソウギャヤ。」
次に108遍誦します。
「オン・マニ・ペメ・フン。」
108遍誦します。
「オン・ヤダマヘイデザバワケイトンデカーン
ダタガッタヤ・ホヤワダデカーンザヨウニ
レダアンワンバテイ
マハシャマニ
ソーハー。」
3遍誦します。
「宝三根本衆助打卦(ほうさんこんぽんしゅうじょだけ)
観音菩薩聖眷助打卦(かんのんぼさつせいけんじょだけ)
護法神明海会助打卦(ごほうしんめいかいかいじょだけ)
山神地祇八部助打卦(さんしんちぎはちぶじょだけ)
准確打卦占卜明顕示(じゅんかくだけせんぼくめいけんじ)
清晰無誤顕現好或壊(せいせきむごけんげんこうこくかい)。」
すると 観世音菩薩の円鏡に
オン・マニ・ペメ・フンのいずれかの文字が映っているので
その文字を見て判断します。
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(左からオン・マニ・ペメ・フン)
【オン字】
如意の時であり
特に長寿仏・グルリンポチェの呪・白傘仏母の呪を誦すとよろしく
失せ物に関しては 色々な人に知らせる事によって見つかる可能性あり。
驕慢な気持ちを抑えて オン・マニ・ペメ・フンをいつも誦すならば
清浄界に転生できる。
【マ字】
護法神が弱まっている時であり
特に護法神を念ずべき時。
仏事を行う事によろしくも
修法の面での障が大きく、
グル・リンポチェに障が除かれる事を祈るべきある。
失せ物に関しては
色々な人に知らせたり 探したりする事によって出てくる可能性があり。
特に大解脱経や金剛経を誦さなければ 羅道に転生する恐れがあり
もし そのような経文を誦すならば 清浄界に転生できる。
【ニ字】
とにかく家で祀っている神仏と護法神に祈るべき時。
風邪をひくような事はあったら 重くなる可能性があるので
特に施餓鬼や 護符を焼く修法などがよい。
失せ物は 天龍八部経などを誦して
他人にも知らせ 自分も探すようにしていれば見つかる可能性あり。
自分の年齢の倍の枚数のチベット祈祷旗を掛けるか、
年齢の倍の数だけの 動物や鳥や虫を放して救うか
マニ車を100回まわす事を1遍として
自分の年齢の数を満たす事によって
清浄界に転生するか 人界に僧として転生できる。
【ペ字】
護法神の力が極めて低い時。
鬼神の障りなどがある時であり
ターラ菩薩やグル・リンポチェ、
他の忿怒形の本尊に祈るのがよい。
病にかかった場合は 長寿三尊や薬師仏に祈るべきである。
動物や気の毒な人を見て 祈りを捧げたり
動物や鳥や虫の命を救う事で
清浄界の中のダーキニーとして転生できる。
【メ字】
大凶であり 護法神の力も最低である。
よく護法神と金剛薩たを念じて供養して祈らなければならない。
障りも極大であり
失せ物は見つかるとしても長い時間を要する。
これは前世における殺生の業があるためであり、
水や灯明を捧げる 施餓鬼をする 物質的な布施などをしなければ
餓鬼道に転生してしまう。
仏を信じて三宝に帰依し よく仏事を行う事で
観世音菩薩の浄土に転生できる。
【フン字】
大吉であり護法神も最強である。
普賢行願品や文殊礼賛経や観世音菩薩の呪を誦して
悪事をせず善事を重ねる事によって
必ず浄土に往生できるとされる。
「土地経」
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「仏仏仏(ぶつぶつぶつ)
仏説土地経(ぶっせつとちきょう)
土地公公(とちこうこう)
二月初二午時生(にがつしょにごじせい)
単方土地単方霊(たんほうとちたんほうれい)
単方土地奏天庭(たんほうとちそうてんてい)
経供仏(きょうくぶつ)
仏供経(ぶつくきょう)
毎天早晩記在心(まいてんそうばんきざいしん)
手作公事心誦経(しゅさくこうじしんしょうきょう)
念仏原来引光明(ねんぶつげんらいいんこうみょう)
身返帯了七巻土地経(しんぺんたいりょうしちかんとちきょう)
七七保長生(しちしちほちょうせい)
作得盤費有余れい(さくとくばんひうよれい)
還得陰司作人情(かんとくいんじさくじんじょう)
能保弟子長斎素(のうほでしちょうさいそ)
再求来世原好人(さいぐらいせいげんこうじん)
南無(なむ)
護法菩薩(ごほうぼさつ)
摩訶薩(まかさつ)。」