上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

トイレは、「スイセン」

2015-02-18 02:07:08 | エトセトラ
トイレは「スイセン」

と言っても、「水洗」ではありません。

庭の「水仙」を花瓶に活けました。
とても香りがいいので、ぴったり。



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事業費が450億円に膨れ上がった桜町再開発・MICE整備のムダづかいを追及

2015-02-18 00:37:00 | 熊本市政
2月17日、桜町再開発・MICE施設建設について論議をしてきた「中心市街地活性化特別委員会」が開かれました。
 今回の委員会には、事業費が次々に膨れ上がり450億円となった「MICE施設整備見直し」と、桜町再開発事業の事業認可に向けての審査状況、県民百貨店・センタープラザテナントの閉店への対策についての報告がありました。

市政史上最大のハコモノ・450億円に事業費が膨れたMICE施設整備や、大企業優遇の桜町再開発事業の問題点を指摘し、ムダに無駄を重ねていく、MICE建設の中止を求めました。

以下が、指摘した問題点です。

桜町再開発・MICE施設 事業費がさらに増えて449億円に
見直しは「コスト縮減」どころか、9億円もの事業費増
 新市長のもと、昨年12月から「桜町地区再開発事業精査・再検討会議」が開かれてきました。コスト面・施設規模等・利用率向上・費用対効果などが検証されてきました。
 結果的には、事業規模縮小・メインホールの低層階配置など、多くはできないとの判断になりました。
 その中で、2階国際会議ホールへの中規模ホール機能の追加は実施するとの結論になりました。しかし、可動席やバトン等の設置により、事業費が9億円増えます。昨年11月の事業認可申請案提出時に44億円増えていた事業費が、さらに9億円増え、総事業費は449億円です。

「中規模ホール機能」の追加9億円、わずか年70件の利用増
 中規模ホール機能を追加した場合の利用増は、年間70件です。使いやすい中規模ホールとして、市民に親しまれていた産業文化会館ホールは年間410件も利用されていました。10億円以上の税金を使い産業文化会館は廃止・解体されました。9億円もの税金を使い、中途半端な中規模ホール機能を追加する今回の見直しは、ムダにムダを重ねるものです。

450億円に膨れ上がったMICE整備、借入金利息だけで50億円
 整備費が450億円に膨れ上がったMICE整備は、264億円もの借金をして事業をすすめていきます。借入金の利息だけでも約50億円です。
 市民の税金を450億円もつぎ込む、市政史上最大のハコモノ建設のムダづかいに市民の理解は得られません。

再開発会社へ、無利子の貸付60億円の大盤振る舞い
 熊本市は、桜町再開発会社へ年間20億円、3ヵ年で60億円の無利子の貸し付けをします。
60億円もの多額の貸付でありながら、再開発会社からの口頭の申し入れだけで、市としては再開発会社の申し出を受け入れ、国との協議を行い貸し付けを決めました。この制度の利用によって再開発会社の資金調達における利子負担が3億円軽減されます。
 熊本市が中小企業等に行う制度融資の場合、少額でも有利子です。
今回の再開発会社への無利子貸付は、まさに大企業へ「至れり尽くせり」の大盤振る舞いです。
 市民から市議団へ「桜町再開発には、MICR整備で450億円もお金を出すのに、今度は60億円も無利子で貸すというので驚いた」との声が寄せられました。



 委員会で意見を述べながら、改めて桜町再開発事業へのMICE施設整備は、誰のための事業なのか、疑問と怒りがわいてきました。
こんなハコもの建設を進めていけば、市の財政は悪化し、その分大切な市民サービスへと影響してくることは間違いありません。
 今でさえ、耐震化の急がれる市民病院の建て替えが凍結され、新年度予算では、市長の公約の目玉であった子ども医療費無料化の対象年齢中学3年生までの引上げ・がん検診無料化は棚上げされ、小中学校へのエアコン設置は設計予算どまりです。

市政史上最大のハコモノ・450億円のMICE整備を止めれば、財源を確保して、市民要求実現に大きな1歩を踏み出せるのではないでしょうか。
 そのために頑張っていきたいと思います。

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