9月23日、民医連主催の原発見学会に参加、佐賀県の玄海原発に行ってきました。大型バスに揺られ、3時間30分、立派な施設に到着しました。玄海町は、とても景色のいいところです。大小様々な島が点在する海岸の見晴らしのいい丘に原発は立っています。博物館のような見学施設に入ると、ご多分に漏れず、原発の安全性を強調した施設についての説明がありました。宇宙ステーションのような立派に見える施設でお話を聞いていると、本当に安全かと思われるような錯覚にとらわれてしまいそうですが、さすがに「3.11」の福島事故が起こっているだけに、安全神話そのもののようなお話を聞いても空虚です。説明の方が気の毒に見えてきます。玄海エネルギーセンターPRセンターと訓練センターを見学、さらに、原発を出て、昼食休憩の場所では、玄海町議のお話を聞きました。原発誘致によって、数百億のお金が町に注ぎ込まれてきたこと、・・・。麻薬のような原発マネーにどっぷりとつかってきた町、町の人たちは、福島をどう見ているのでしょうか。
改めて、多くの人に、原発の異質の危険性を知っていただき、「原発ゼロ」の世界に向けて頑張っていきたいと思いました。
改めて、多くの人に、原発の異質の危険性を知っていただき、「原発ゼロ」の世界に向けて頑張っていきたいと思いました。