上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

歴史に学び、憲法が生きる平和な社会を!・・・2月11日を考える熊本県民集会

2024-02-12 21:31:56 | 憲法
「2月11日を考える熊本県民集会」に学ぶ
戦争の実態を知り、戦争をやめさせる力に
2月11日、熊本市中央区の県労働者福祉会館で、「2月11日を考える熊本県民集会」が開かれました
「大量死の背景・・・日本軍兵士にとってのアジア・太平洋戦争」と題し、一橋大学名誉教授の吉田裕氏が講演されました。
戦争の実態をリアルに知ることこそ、戦争をやめさせる最も有効な力、過去を知らなければ未来はつくれない、とアジア太平洋戦争の戦時下における兵士の実態について詳しくお話されました。
日清・日露戦争から、アジア太平洋戦争までの、軍事衛生面からみた戦争の実態。栄養失調状態で過酷な行動を強いられたこと。
それだけでなく、資材や機材なども、欧米から大きく遅れた実態があったこと。トラックなどの車から靴などの至るまで、粗悪で拙いものを使用させられ、兵士の大きな負担となっていたこと。
そこには、戦闘による死の前に、健康を害し、さまざまな理由から死に至ったリアルな現実があったとお話されました。
兵士のおかれた現状を詳しく知ることで、悲惨な戦争の現実を知ることができました。
二度と再び戦争を起こさないために、語り継ぐべき戦争の実態、多くの人たちに知っていただきたいと思いました。
紀元節として制定された2月11日は、侵略戦争や植民地支配を正当化する役割を果たしてきましたが、私たちは、戦争を語り継ぐ日にしなくてはなりません。


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憲法改悪も、安倍元首相の国葬も許さない!・・・9条の会スタンディング

2022-09-04 18:57:29 | 憲法
9月3日、定例の「九条の会」スタンディングに参加しました。
他の行事も重なり、いつもより少ない参加でした。
参院選後、衆参両院で改憲発議に必要な3分の2の議席を、自民党や維新の会などが占めており、改憲の動きが活発です。
平和と人権、国民のくらしをまもる礎となってきた現行憲法を絶対に変える訳にはいきません。
敵の攻撃がなくても、自衛隊が海外の戦争に参加したり、アメリカと核兵器を共有するなど絶対にあってはなりません。
今以上の大軍拡は、社会保障や教育・地域経済を切捨て、必ずや国民のくらしを厳しくしていきます。
かけがえのない憲法を絶対に守っていきましょう。
また、今国民の怒りが広がっているのが、安倍元首相の「国葬」です。憲法14条の平等原則「法の下の平等」、憲法19条が保障する「思想及び良心の自由」に反し、また根拠法令がありません。法的根拠のない「国葬」を「閣議決定」で強行し、儀式の直接費用だけで2・5億円、総費用は国民に示さず、国会で決めずに多額の税金を使うことは、無法に無法を重ねる、法治主義破壊の暴挙です。
どんな世論調査でも、国民の多数が「国葬」強行に反対しています。東大名誉教授・上野千鶴子氏、法制大前総長の田中裕子氏などが呼び掛けた国葬中止を求めるオンライン署名は瞬く間に15万人を超えました。
憲法を踏みにじる安倍元首相の「国葬」も中止すべきです。
参加者それぞれに訴えました。


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市民と野党の共闘で、軍事費2倍・憲法9条改悪は許さない!のスタンディング

2022-08-06 16:31:20 | 憲法
「いのちとくらし・平和を守る熊本ネットワーク」「熊本県平和委員会」「熊本県原水協」の主催で行われた「建保い9条改悪も、軍事費2倍化も、核兵器の共有も、いかなる戦争も許さない!8・4スタンディングに参加しました。会場となった熊本市中央区の白川に架かる大甲橋には、100人ほどが集まり、夕方の歩道を歩く人、橋を渡る車などへ、アピールしました。
日本共産党他、立憲民主党・社民党・新社会党など、野党の代表があいさつしました。
参加者からの飛び入りアピールもありました。

参院選後、岸田政権は「改憲」に前のめりです。来年度の政府予算編成では、軍事費は青天井に増やす一方で、社会保障費の自然増を1000億円も削減。
自衛隊が敵基地攻撃能力を保持し、集団的自衛権が発動されれば、日本が攻撃されていないのに、自衛隊がよその国に攻め込むことになります。当然、報復攻撃の対象となります。岸田政権が憲法を変えて進もうとする道は、戦争への道です。
今こそ、「戦争をさせない、9条を変えるな!」この1点で、揺るぎない国民の多数派を結集するときです。
党をつくって100年、反戦平和を貫いてきた党として、日本共産党はその真価を発揮して、戦争はしない、改憲させない、その先頭に立って頑張ります。

 
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ウクライナ人民の声「武器の供与は、戦争を長引かせるだけ。武器を与えないでほしい。」・・・「憲法を守る熊本県民の集い」で学んだこと

2022-05-07 17:24:21 | 憲法




5月3日の憲法記念日、熊本市中央区の県民交流会館パレアで「憲法を守る県民のつどい」が開かれ、「ウクライナ戦争、その背景にあるもの~熱狂の先にあるのは何か、憲法は守れるのか~」と題し、元NHKディレクターの馬場朝子さんがオンラインで講演されました。
馬場朝子さんは、熊本生まれで、モスクワ国立大学文学部を卒業してNHKに入局された方で、ロシアをテーマとしたドキュメンタリー制作に関わり、ロシア・ウクライナに知人もいらっしゃいます。
講演では、ロシアが軍事侵攻にいたるまでの30年の過程と、最近のロシア・ウクライナ情勢について詳しくお話されました。
タイトルにあるように、ウクライナ戦争の背景がわかるお話でした。
また、電話で聞き取られたウクライナの知人の声も紹介されましたが、「武器の供与は、戦争を長引かせるだけ。武器を供与しないでほしい。とにかく早く戦争が終わってほしい。平和が欲しい。」という切実な声が印象に残りました。
あらためて、軍事対軍事では戦争は終わらない、何も解決しないことがよくわかりました。
馬場さんは、お話の最後に「戦争は始まってしまうと、なかなか止められない。戦争をしない努力が大事。『戦争はしない』という憲法の条項をどう守っていくかだと思う。」と締めくくられました。
ロシアによるウクライナ侵略の最中に迎えた「憲法記念日」、ウクライナ侵略の一刻も早い終結を願うとともに、戦争をしないと定めた日本国憲法の大切さを再確認しました。
集会では、最後に声明文を確認し、集会の後、熊本市中心商店街をパレードしました。
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くまもと九条の会スタンディング・・・・ロシアはウクライナ侵略を中止し、国連憲章を守れ!

2022-03-03 20:11:32 | 憲法
毎月行われている「くまもと九条の会」の「憲法守れ」のスタンディング、3月3日は「ロシアのウクライナ侵略中止、国連憲章を守れ!」のスタンディングとして取り組まれました。
「戦争は止めて」の1点で、熊本市中心商店街・下通入口にたくさんの人が集まり、街を行く人たちにアピールしました。
今日は、マイクなしのスタンディングにもかかわらず、「憲法署名」へ積極的に協力していかれる方が多数ありました。
多くの人がウクライナ侵略の中止を願っていることの表れだと思います。
ロシアが撤退するまで、「戦争は止めて」の声を上げ続けていきたいと思います。


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