上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

JASM第1工場(菊陽町)で使用するPFASの内容が判明・・・日本共産党県委員会は使用中止を求めて熊本県へ申し入れ

2025-02-05 13:34:47 | 熊本の地下水
辰巳孝太郎衆議院議員の調査で、JASM第1工場(菊陽町)で使用するPFASの内容が判明
日本共産党県委員会は、TSMCでの使用中止を求めて熊本県へ申し入れ

日本共産党の辰巳孝太郎衆議院議員の調査で、TSMCで使用される有機フッ素化合物の内容が判明しました。
使用されるのは、PFBS、PFPēS、PFBAの3種類です。
PFBSは、米国環境保護庁が甲状腺、発達、腎臓への影響との関連が特定されたと指摘しています。
PFBAは、同じく米国環境保護庁が、経口で一定量を暴露すると、甲状腺、肝臓、発達に影響が出る可能性が高いと指摘しています。
環境への具体的な影響が指摘されている化学物質をJASMで使用することが明らかな今、速やかに何らかの手立てをとることが求められます。

1月31日、日本共産党熊本県委員会は、「TSMC第1工場でのPFASの使用中止をJASMに求めることについて」の申し入れを行いました。

【要望事項】
⑴「予防原則」の立場にたち、PFBS、PFBAの使用中止をJASMに求めること
⑵県地下水保全条例を改正し、地下水質保全目標の対象化学物質にPFASを加え、規制すること
⑶国に対し、PFASを水質汚濁防止法2条2項の「有害物質」とするよう求めること

 

TSMCが経済産業省に提出した進出計画には、「自治体等からのTSMA・JASMの取り組みに関する情報提供等の協力依頼があった場合には、誠実に対応する」と書かれており、県としてTSMC・JASMにPFASについての情報提供を求めたかを明らかにするとともに、JASMに対し工場でのPFBS、PFBAの使用中止を求めることが重要になっています。
100万人の「いのちの水」を、枯渇と汚染から守るために、自治体の果たす役割が今ほど求められているときはありません。
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「PFASの正体を知る講演会」・・・ご参加を!

2025-01-13 18:07:35 | 熊本の地下水
「PFASの正体を知る講演会」
京都大学名誉教授・小泉昭夫氏の講演


「地下水を守る熊本の会」「熊本いのちと土を考える会」「熊本の環境を考える会」など7団体が実行委員会をつくって「PFAS」について学ぶ講演会が開かれます。
講演される小泉昭夫京都大学名誉教授は、PFAS研究の第一人者です。
是非、多くの方にご参加いただければと思います。

日時:2月7日㈮夕方6時30分から
場所:くまもと県民交流会館パレア10階ホール
講師:京都大学名誉教授・小泉昭夫氏
演題:「PFASにどう立ち向かうか?」

資料代:500円


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地下水を枯渇から守るために「将来予測」の早急な実施を・・・県へ地下水保全を要望

2024-11-22 15:59:01 | 熊本の地下水
「取水」と「涵養」のバランスを守ることは保全の大原則
地下水を枯渇から守るために、「将来予測」の早急な実施を

日本共産党熊本県委員会で、県に対し、地下水を枯渇から守る要望
11月14日、日本共産党熊本県委員会は、熊本県に対し、「地下水を枯渇から守るために『将来予測』の早急な実施等を求める」要望を行いました。
日本共産党市議団も参加しました。



TSMC熊本進出をふまえた地下水の「将来予測」は必須
熊本県は「熊本地域総合地下水管理計画」の中で2024年度を目標年度とする「将来推計」を行っています。今年度は、次年度以降の「将来予測」を行う時期となります。
これまでの計画には、TSMC熊本進出による企業の地下水汲み上げやTSMCと関連企業進出による地下水涵養域である白川中流域の大規模な開発は考慮されておらず、地下水への大きな影響を及ぼすTSMC進出を踏まえた地下水の将来予測の実施は必須です。
県は要望の中で、「次年度以降の将来予測を検討する」と述べました。
将来予測を速やかに行い、それに基づく適切な対応が求められます。
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かけがえのない地下水を守るため、政府の政府の責任ある対応を・・・日本共産党熊本県委員会で国へ要望

2024-08-06 21:18:43 | 熊本の地下水
かけがえのない地下水を守るため
   政府の責任ある対応を

8月5日、日本共産党熊本県委員会で、TSMC熊本進出による地下水への影響に対し、地下水保全・渋滞対策・雇用などで責任ある対応を行うよう、政府へのオンライン交渉を行いました。党熊本市議団も参加しました。



地下水涵養域の開発はストップ、実効性ある地下水保全対策を
地下水保全では、県と連携し国としての保全対策を講じること、地下水将来予測を実施・公表すること、地下水涵養域における開発を規制すること、汚染について厳格な指導を行うことなどを求めました。
雇用面では、工場建設に関わる従事者の安全対策を講じること、JASM従業員の処遇確保なども要望しました。
経済最優先で、地下水涵養域を開発、第3工場や半導体関連企業の誘致がどんどん進んでいます。
かけがえのない地下水を守るため、政府が責任をもち、地下水保全・雇用等、各種の問題に取り組むことが必要です。

1兆2,000億円の公的補助を受ける企業の社会的責任を
国は、JASMに対し1兆2,000億円の公費助成を行います。国の中小企業予算の10倍近い公費補助を1企業に行う、まさに国家的プロジェクトです。
助成を行う国としては、JASMが企業としての社会的責任を果たすよう、地下水保全・雇用・渋滞・その他の問題について、きちんと指導すべきです。
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熊本の「いのちの水💦」地下水を守ろう❗️・・・熊本市中心商店街で署名行動

2024-06-24 23:05:22 | 熊本の地下水
いのちの水・地下水を守ってください!
雨の日曜日となった6月23日、熊本市中央区の中心商店街下通入り口で、「地下水を守る熊本の会」の「いのちの水・地下水を枯渇・汚染」から守ってください」と熊本県知事に求める署名活動が行われました。
要望事項は2つ、
⑴地下水涵養域での無制限な企業進出、大規模開発、大量の取水に歯止めをかけるために、熊本県としての対策を講じてください。
⑵半導体工場をはじめ立地工場で使用するPFASなどの有害薬液の報告を求め、公表すること。PFASなどを外部に出さないよう、企業への指導、調査・点検の体制を強化してください。

「市民の『いのちの水』地下水を守ってほしい」の声が県へと届くように、たくさんのみなさんにご協力いただきたいと思います。
署名へのご協力、引き続きよろしくお願いいたします。


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