上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

熊本市庁舎建替えへの市民の声・・・市民アンケート結果より

2024-01-31 17:32:10 | 熊本市庁舎建替え問題
民意を反映しない「市庁舎建替え」ではいけません!
市民アンケートに見る「民意」・・・市民アンケートの声を紹介します
「建替えありき」のアンケートの問題点を市民も指摘
2023年9月に熊本市が行った庁舎建替えに関する「市民アンケート」では、「建替えるのであれば」「建替えるのは仕方ないが」「建替え前提でのアンケート調査のよう」で始まる意見が散見されました。
また、「建替えの方針が決定している以上、この市民アンケートは意味をなさないのではないか」という意見もありました。
市民アンケートで一番に問うべきだった「建替えの是非」が問われず、「建替えありき」となっている問題点を市民も指摘しています。

「賛成」の人も、「反対」の人も、市財政に心配と疑問
6,499人からの回答が寄せられた市民アンケートには、建替えに「賛成」「反対」を問わず、財政についての疑問や心配の声が多数ありました。
財政の現状を市民に説明し、理解・納得を得ることは大前提です。
【意見】
・有識者会議の見解を参考にすれば建替えがいいのではないか。できるだけ費用を抑えることが市民も納得するのではないか。
・大事な税金、慎重に検討していただきたい。
・建替えるのは仕方ないが、これ以上税金が上がると生活できなくなる。
・改修でも建て替えでも多額の税金が使用される。
・最低必要経費で建ててほしい。

慎重な検討、説明責任、多様な意見の尊重すべきなどの意見も・・・
【意見】
・建替えありきのようなアンケートでしたが、大事な税金、慎重に検討してほしい。庁舎の老朽化の写真など、メンテナンスはどうしていたのだろうかと思うし、建て替え後もしっかり保守管理してほしい。
・有識者会議の結果を受けての本庁舎建替えを推進するアンケートであったが、反対者の意見について触れていないのが残念。
・「建替える方針」に同意です。様々な意見があるでしょうが、市民との情報共有を図り、常に説明責任を果たしてほしい。

「建替えはせず、税金は市民のために」の意見
【意見】
・箱物にお金をかけず、中身を充実することが大切だと思う。道路や住民サービス、安全に予算を増やしてほしい。大江支所もないので、かなり不便になった。本庁舎が建替えられても、あまり市民に利益を与えない、財政が心配になる。
・現庁舎をなるべく長い期間活用してほしい。急ぐ必要はない。コンパクトな庁舎でよいと思う。
・建替えではなく、県庁のように防災拠点となる防災センターなどを駐車場にしている花畑別館跡地に建て、現庁舎は補強にとどめ、税金のムダづかいをせず、次世代のため積立てなどを行ってほしい。
・熊本地震にも耐えることができた庁舎であり、あわてて建替えることもない。その税金はもっと市民のために、福祉・教育等に使うべきではないか。トイレはきれいにしてほしい。

「建替えは必要と考えるが、費用や透明性ほか、考慮を」の意見
【意見】
・庁舎の耐震は必要と思いますが、デザイン重視にしてほしくありません。最低必要経費で建ててほしいです。
・竣工時の建築基準法より現行法が厳しくなっているのは当然ではないのか。耐震補強より建替えが望ましいのは判るが、①今やることなのか?②市役所より古い県庁本館はどうしているのか考えたことはあるのか?疑問点は多々あるが、やる前提で動いているのだろうから、場所だけは現在地でお願いしたい。
・耐震性の点から建て替えが必要なことはわかったが、本庁舎が孤立した場合を考え、第2庁舎をさほど遠くない場所に建て、ある程度の機能を分担させる必要も考慮してみては・・・。それから財政危機を避けるためにも入札し、資材調達の費用などの透明化には万全を期してほしい。東京オリンピック2020の二の舞はごめん。大阪万博も黄色信号が点っているし、財政健全化、節税に努めてほしい。

市民アンケートの回答を見ても、市民の意見が分かれていることは明らかです。
市庁舎建替えは、民意なくしてすすめるべきではありません。
市民に建替えの是非すら問わない市庁舎建替えは、それだけで行き詰っていると言えます。
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パーティ券・裏金問題の徹底解明、幕引きを許さない!・・・いのちネット・熊本革新懇の昼デモ

2024-01-29 22:50:55 | 山歩き
通常国会も開会し、自民党の裏金問題、徹底追及の幕が上がりました。
1月29日、熊本革新懇といのちネット主催の「裏金問題の徹底解明、幕引きを許さない」の昼デモが行われました。
熊本市中央区の中心商店街下通りとサンロード角での集会の後、下通りアーケードをパレードしました。
パレードに先立つ集会では、主催者挨拶と各野党、市民団体からの挨拶がありました。
日本共産党からは、松岡勝県委員長が挨拶しました。


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日本の食料と農業の未来について、一緒に考えませんか?・・・熊本市民連講演会あんない

2024-01-28 19:15:31 | 住民とともに
「平和と民主主義・くらしを守る熊本市民連絡会」総会の記念講演会ごあんない
食と農業の危機!・・・その打開策を考える
食糧自給率の低下や担い手不足、温暖化の中での農業、さまざまな課題を抱えた日本の農業をどのように守っていくのか。
私たちにできることは何でしょうか。
下記のとおり、小松泰信岡山大学名誉教授をお迎えして、熊本市民連主催の講演会が開かれます。
どなたでもご参加できます。お気軽に、どうぞ。

日時:2月3日㈯14:00~16:10
場所:熊本市中央公民館7階ホール

   (熊本市中央区草葉町5番1号)
    電話  096-353-0151
*参加費は無料です。予約はいりません。


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社会福祉協議会の「福祉金庫」・・・ もっと利用しやすい制度へ、制度そのものと運用の改善を

2024-01-27 20:53:15 | 福祉
社会福祉協議会の「福祉金庫」、福祉の心で運用を!
困窮する市民の実情に合わせ、利用しやすい制度への改善を
「福祉金庫」とは?
 熊本市社会福祉協議会が、熊本市から無利子融資によって貸付原資の提供を受け、世帯更生のためのつなぎ資金や病気・生活必需品などの緊急な支出が必要となったときに、無利子・無担保で借りることができる、生活保護・困窮世帯への貸付制度です。
 【貸付上限額】原則5万円(特に必要と認めた場合は10万円)
 【連帯保証人】1人
*過去に借りた資金の償還が終わっていない場合は、利用不可。

相談件数のうち、実際に貸し付けたのはわずか8%
毎年約600件から700件の相談が寄せられていますが、実際の貸付は50件前後で、貸付実績は、相談件数の7~8%以下です。
窓口に行っても9割以上の人が門前払いの状況です。
金額面でも、毎年市が融資で提供しているのは、1,000万円、その2割も活用されていません。

出資者である市のイニシアティブで、制度や運用の改善を
貸付理由で多いのが「生活のつなぎ資金」と「教育費」です。保護世帯や困窮する世帯は、ギリギリの生活で、教育費でも修学旅行や制服代などに行き詰っています。
わずか5万円の貸付に連帯保証人が必要なことや、10年以上前のものでも1万円程度の返済残があれば貸さないなどを、利用しやすい制度へ、制度そのものと運用の改善が必要です。
困窮する市民の暮らしを支える制度として活用されるように、資金を提供している市がイニシアティブをとり、制度が改善されるように求めていきたいと思います。
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いつまでも聞こえる耳を!…補聴器購入に公的助成を求めて「みみの会」で街頭行動

2024-01-25 14:35:53 | 住民とともに
いつまでも聞こえる耳を!…補聴器購入に公的助成を
「耳の聞こえが悪くなった。」という声をよく聞きます。
しかし、いざ補聴器を購入しようと思っても、結構高くて手が届かず、我慢している人も多いようです。
聞こえが悪いことは、認知症リスクが高くなると言われます。
健康で長生きするためにも、気軽に補聴器が購入できるよう、公的助成をしてほしいと思います。
熊本県下では、益城町に続き、長洲町も助成することになりました。
東京特別区では8区、政令市でも相模原市・新潟市の2市が助成をしています。
熊本市でも、ぜひ実現したいものです。
1月25日、風が冷たい熊本市中央区の中心商店街に立ち、「熊本みみの会」で街頭署名を行いました。
若い人から高齢の方まで、幅広い方々の協力がありました。
ぜひみなさんも、「みみの会」の署名にご協力をお願いいたします。


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