上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

連綿と続く軍事性暴力の沖縄・・・「2月11日」を考える熊本県民集会

2025-02-12 18:21:24 | 平和
連綿と続く軍事性暴力・・・軍隊と共存する沖縄の現実
「2月11日」を考える熊本県民集会で考えたこと

2月11日は、「建国記念の日」です。
天皇の専制支配を神話的に権威づけるために、架空の人物である「神武天皇」の即位の日として作り上げられた、根拠のない非科学的な日です。
史実に反する時代錯誤の天皇制、天皇を神と位置づけ、戦争へと駆り立てられていった歴史の教訓に、今こそ学ぶべき時だと思います。

今年2025年の2月11日は、沖縄大学教授の高良沙哉氏を講師に、「2月11日を考える熊本県民集会実行委員会」の主催で、「連綿と続く軍事性暴力ー沖縄・軍隊と共存するという現実」と題しての講演会が行われました。



基地のある沖縄で、絶えることなく発生する米軍による性暴力事件。
罪もない市民や子どもたちが犠牲となり、終わらない苦しみを抱えて生活しなければならない沖縄の現実について、詳しくお話しされました。
軍隊による性暴力が起こっても、事実が隠されて、罪を犯した米兵が問われないような現実。
市民の人権は守られずに、加害者の罪が問われないということ。
基地のある沖縄では、米銀基地の存在によって、今も戦時下のような現状と隣り合わせの生活をしなければならない理不尽さ。
言葉に尽くせない現実があると思います。
そんな沖縄の現実から、戦争とは何か、今こそ考えなければならない時だと思います。
石破政権は、過去最高の8兆円を上回る軍事費を予算化し、アメリカと一体になって戦争する道へと進もうとしています。
沖縄の軍事性暴力被害のもとにある戦争の真実を見極め、平和を築く連帯の輪を広げていかなければならないと強く思います。

2月11日、夕方は「性暴力を許さない」フラワーデーのスタンディングでした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦争準備にストップ!憲法9条を活かした平和外交を!・・・12月8日太平洋戦争開戦の日行動

2024-12-08 18:07:52 | 平和
戦争準備にストップ!憲法9条を活かした平和外交を!
12月8日「太平洋戦争開戦の日」行動に参加

1941年12月8日に、日本軍がマレー半島とハワイの真珠湾を奇襲し、「太平洋戦争」が始まりました。
今日、12月8日・太平洋戦争開戦の日に、二度と戦争を繰り返さないとの決意を新たにする「12月8日太平洋戦争開戦の日行動」が、熊本市中央区中心商店街で行われました。
主催者代表と参加団体からの挨拶の後、下通をパレードしました。

安倍・菅・石破と続く歴代自民党政権のもとで、かつてない大軍拡がすすめられています。
安保3文書のもと、熊本では西日本の総司令部を務める健軍自衛隊の司令部がシェルター化されて地下へと移されようとしています。
その周辺は、特別地域に指定され、緊急事態時はもちろん、日常的にも市民が監視のもとにおかれようとしています。
熊本空港・熊本港・八代港などは、特定港湾に指定され、こちらも緊急時には軍事利用が優先される状況です。
熊本の空を、危険なオスプレイが飛行し、県下では大規模な日部共同演習も行われています。
来年度の軍事予算は8兆円を超えます。
まさに、戦前のような様相です。

一方では、日本被団協が「ノーベル平和賞」を受賞し、核兵器廃絶を求める声と、核兵器禁止条約の署名・批准を求める世論は高まっています。
世界で唯一の戦争被爆国・日本政府の姿勢が問われています。

太平洋戦争がはじまった「12月8日」、改めて、「戦争はしない、させない」との声を広げていかなければと思いました。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月15日「終戦の日」・・・「戦争の準備ではなく、平和の準備をしよう」集会

2024-08-16 17:19:23 | 平和
8月15日「終戦の日」・・・「戦争の準備ではなく、平和の準備をしよう」集会
8月15日「終戦の日」、熊本市中央区の辛島公園で、「憲法改悪を許さない!熊本ネットワーク」主催による「戦争の準備ではなく、平和の準備をしよう」集会が行われました。
敗戦から79年目の夏、岸田政権は銀慈悲を大幅に増額し、大軍拡・大増税による戦争への道を急速にすすめようとしています。
熊本でも、健軍自衛隊の司令部地下化がすすめられ、攻撃対象となることを想定した準備がすすめられています。
オスプレイの飛行再開や、自衛隊と米軍による大規模な軍事演習が行われるなど、戦争への道を進んでいる中、改めて、アジアで2000万人、日本でも300万人の人が犠牲となった過去のアジア・太平洋戦争の教訓に学び、平和への道を進んでいくこと、再確認しなければなりなせん。

夕方5時からの座り込みに続き、6時からの集会では、野党各党の挨拶の後、集会声明が採択され、辛島公園から通町まで、サンロード・下通をパレードしました。
8月15日、敗戦の日、「戦争の準備ではなく、平和の準備をしましょう!」の声を広げていかなければとの思いを新たにしました。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平和への願いを込めて・・・くまもと朗読研究会・夏の朗読会

2024-08-08 22:50:18 | 平和
8月6月、広島の原爆投下の記念日に、くまもと朗読研究会による「夏の朗読会」が熊本市中央区で開かれました。
毎年、広島・長崎の原爆投下の日に因んで、終戦記念日を前に開かれています。
地道に続けられてきた「くまもと朗読研究会」の活動は、今年で30年を迎えたそうです。

今年も、「平和へのメッセージ」と題し、戦争や平和をテーマにした詩や文学の朗読が披露されました。
限られた時間ですが、参加する私たちも、「平和」の大切さについて考える時間を持つことができます。
世界中で、絶えることのない戦争や争いに胸を痛める日々ですが、だからこそ地域の中での草の根のような取り組みの大切かを思わずにはいられません。

<朗読された作品>
「いしぶみ」より(広島テレビ編)
「私が一番きれいだったとき」(茨木のり子)
「大人になれなかった弟たちに」(米倉斉加年)
「わらわし隊の記録~芸人たちが見た日中戦争」(早坂隆)
「戦争は女の顔をしていない」(ストラーナ・アレクシェヴィッチ 三浦みどり訳)
「字のない葉書」(向田邦子)
「友のみたまよ この地上へ」(世羅治夫)
「てぶくろ」(ウクライナ民話より)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再び被爆者をつくらない!「核兵器廃絶」その決意を新たに・・・被爆79年熊本県原爆死没者慰霊式典

2024-08-07 09:02:31 | 平和
再び被爆者をつくらない!・・・「核兵器廃絶」その決意を新たに
被爆79年熊本県原爆死没者慰霊式典に参加

~ 未来へつなぐ平和の願い ~
広島への原爆投下から79回目の日、8月6日、熊本市中央区の熊本市国際交流会館ホールで、熊本県原爆被害者団体協議会主催による「被爆79年熊本県原爆死没者慰霊式典」が行われました。
猛暑の中、被爆者の方々、その家族、支援者、そして各団体などからの参加がありました。
年々年を重ね、被爆体験者の方々も少なくなっておられます。現在、熊本県下には600人弱だそうです。

式典では、献水・献花の後、熊本県内で活動している高校生平和大使による「被爆体験紙芝居」の上演、原爆の碑がある黒髪小学校の子どもたちによる平和の取り組みの発表など、被爆体験や平和を次世代へと語り継ぐ活動が披露されました。今回のテーマ「未来へつなぐ平和の願い」のとおり、若い世代とともに、核兵器廃絶や平和について考える機会となりました。
会の終わりには、NHK合唱団による「原爆許すまじ」「種の歌」「ふるさと」の合唱も、会場が感動に包まれました。
会場ロビーには、被爆写真展も行われていました。

二度と被爆者をつくらない、そのためにも一刻も早く地球上から核兵器をなくしていく、その取り組みの重要性が高まっています。
世界で唯一の戦争被爆国、日本政府が核兵器禁止条約に背を向けていることは問われなければなりません。
暑い夏、今月も熊本市中心新商店街では、「6・9行動」が行われます。
いろんな場を通じて、核兵器廃絶を訴えていきたいと思います。

    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする