生活保護の住宅扶助削減について、生健会の方と市に申し入れ

6月29日、「熊本市生活と健康を守る会」の方々と、熊本市に対し、「生活保護の住宅扶助費削減」の問題で申し入れを行いました。

国の通知ひとつで、今年7月から生活保護の住宅扶助の基準が大幅に引き下げられます。今年は、4月に生活扶助が引き下げられたばかりです。昨年4月から消費税が8％に引き下げられるなど、生活が大変な中で、生活扶助費や住宅扶助費が相次いで引き下げられることは、大きな痛みです。

7月からの住宅扶助の引下げの内容は、

【現行】
1人世帯 2人以上の世帯
31,100円 40,400円
　　　　　　⇓
【7月以降】（円）
1人 2人 3～5人 6人 7人以上
31,100 37,000 40,400 44,000 49,000＊但し、経過措置があり、今年6月末日で住宅扶助を受けている世帯は、2016年6月末日までの1年間に限り、現行の住宅扶助が適用されます。

今回の削減によって、熊本市の住宅扶助費の基準が、県下の他の自治体よりも低くなるため、市内の家賃が高いという現状と相反する事態となります。こんな矛盾の引下げは認められません。

　申し入れでは、経過措置後の対応として長く現在の居住地にいる方が継続して住みつづけられることや、引下げ内容・経過措置などについて該当者に丁寧な説明を行うことを要望しました。

8月には、厚生労働省にも要望行動に行きますので、この問題も要望して、住宅扶助費削減の撤回を求めていきたいと思います。

平和を愛するの女性の皆さん、「戦争はイヤ！」の声をあげましょう！

「戦争法案を阻止するくまもと女性の会」で、下記のとおり、戦争法案阻止に向けての街頭行動を行います。
平和を願っていらっしゃるすべての皆さんにご参加いただきたいと思います。

「戦争はイヤ！　今、声をあげよう！！」
と　き：7月1日（水）午後4時より
ところ：熊本市下通り　パルコ前

＊どなたでもご参加いただけます。
　安倍政権への怒りを示す赤いもの（靴・服・バック・プラカードなど）を身に着けてきましょう。
　名付けて、「熊本のレッドアクション」（東京・銀座をはじめ全国の平和を愛する女性たちが取り組んでいま　す）です。

表千家同門会熊本支部総会が開かれました

6月28日、梅雨の晴れ間となった好天の中、表千家同門会熊本支部の総会が開かれました。

お決まりの総会行事の後、表千家10代家元「吸江斎」についてのお話がありました。
毎年、歴代の家元のお話があり、茶道のことだけではなくて、各家元の生きておられたその時代時代の歴史や文化、世のあり様がわかって大変おもしろいものです。

「吸江斎」という方は、江戸末期の方で、徳川家の支援を受けて千家を盛り立てていかれた方とのこと、徳川にゆかりの道具が「吸江斎」のお好みとなっています。9歳で家元になり、43歳で没されるまで、長く家元として頑張られたことは、長い茶道の歴史においても、重要な役割を果たされたとのことでした。

長く受け継がれてきた文化を後世に残していくことは本当に大切だと思います。
でも、そのことができるのは「平和」であってこそではないでしょうか。

表千家所有の由緒ある道具の数々も、災害や戦争など、いくつもの災禍を経ながら大切に守られてきました。平和な世の中を守り、日本の豊かな伝統文化を守っていきたいと思います。

忙しいと休むことも多いお稽古も、しっかり励んでいきたいと思います。

地域に医療・福祉のネットワーク

6月27日、帯山中学校３校区を担当されている「ささえりあ帯山」の主催で、地域にある医療機関、介護施設、高齢者施設、民間事業者や、地域住民の方々とが一緒になった交流会が開かれました。
なんと150人もの方々が集まられ、大にぎわいでした。それぞれお忙しい方が多く、こういう機会でないとお話もできません。
色んな方とお話できて、よかったです。

今年４月から、介護分野もまた大きく変わり、介護分野の現場はたいへんです。
安心の介護を掲げていた介護保険は、「保険あって介護なし」に拍車がかかっています。

高齢者の方々、介護現場で働く方々、それぞれの声をしっかり聞いて、市政に反映していきたいと思います。

木槿

鬱陶しい日々が続いています。雨の庭に木槿が満開です。