上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

新型肺炎対策、財源確保等を求める緊急申し入れ

2020-02-28 17:13:17 | 熊本市議団
2月28日、熊本市長に対し、「新型コロナウィルス肺炎への速やかな対応を求める緊急申し入れ」を行いました。
申し入れは、副市長に手渡しました。
感染が拡大する中、市民の不安に応えるためにも、国も自治体も、至急必要な財源を確保し、あらゆる分野への特段の配慮ある対応をすすめることが必要です。市においては、この議会の中で、残っている予備費1億2000万円のすべてを新型コロナウィルス肺炎対策にあてることや、緊急補正を組むことなど、求めました。



【申し入れ全文】
新型コロナウイルス肺炎への速やかな対応を求める緊急申し入れ

世界的な感染拡大で、WHOはじめ各国がさまざまな対策に乗り出しています。国も2月25日に「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を決定しました。感染がさらに広がっている現在、状況を多面的にとらえ、できうることすべてを、緊急に行わなければなりません。私ども日本共産党市議団としても、国家的に重要な問題として、今議会への「新型肺炎緊急対策の拡充を求める意見書(案)」を提案していますが、本市においても必要となってくる対策を緊急かつ具体的に実施されていくよう、以下の点について緊急な対応をお願いいたします。
1、 政府の基本方針では、国民・患者に手洗い・咳エチケットを求め、軽症ならば自宅安静を求めています。企業に対しては、テレワークや時差出勤、学校には臨時休校などを求めています。医療機関には、感染拡大した場合、外来や入院の受け入れを準備するようにと求めています。しかし、現在国の予備費等で予定されている153億円では必要な措置をとることは不可能です。国民や企業、医療機関などに求めている協力に対し、国として責任をもった財源措置を取ることが必要です。地方自治体・医療機関が行う各種対策の費用への十分な財政措置を講じるよう政府に申し入れを行うこと。
あわせて、⓵早期発見と感染拡大防止のため、国内にいるすべての必要な人が検査及び治療ができる体制の確立、⓶感染症病床確保や治療体制確保のために、大学や公立・公的病院をはじめ、協力する民間医療機関や自治体への財政支援、⓷医療機関で不足するマスクや衛生材料、消毒液等に対し、災害備蓄の提供や安定供給に向けた関係業界団体への要請、⓸新型肺炎に限らない総合的な感染症対策の抜本的強化、⓹地域経済への影響を踏まえた対策の実施等を拡充するよう申し入れること。
2、 本市としても、必要経費は今後増えていくと思われます。現在ある予備費1億2,000万円を全面的に活用し、対策に取り組むこと。さらに、新年度予算には、新型肺炎対策費が1円も入っていません。3月補正をさらに追加補正することや、当初予算の緊急補正を行うなど、本市においても緊急的かつ抜本的な新型肺炎対策への財源措置を行うこと。
3、 患者の早期発見、感染拡大防止のため、検査体制の抜本的な強化を行うこと。
4、 この緊急事態の中、当たり前の保険証がないために病院に行くことができない人をつくらないためにも、国保の資格証明書はやめ通常の国民健康保険証を届けること、仮に資格証明書でも通常の国保証と同様に現物給付とするなど、資格証明書所持者への緊急な対応を行うこと。
5、 マスクや衛生材料、消毒液等、感染症の対応に不可欠な医療材料が不足する状態に対し、災害備蓄等の活用も含め、医療機関はもちろん市民の物資不足に対応していくこと。また、物資の安定供給を市内の関係業界団体へ要請すること。
6、 増え続ける相談者へ、その不安に応えて正確な情報提供をし、それぞれの事情に対応することができるよう、専門的な知識を持つ相談体制を拡充すること。また、在住外国人や外国人観光客等へ多言語による対応も実施すること。
7、 移動や集会の自粛等により、さまざまな影響が発生しています。旅行・ホテルのキャンセル、施設の利用自粛による主催者・出演者への影響、事業の休止・縮小によるパート・臨時・嘱託・派遣等の非正規雇用者への影響の調査など、各分野にわたる新型肺炎による地域の影響に対し、丁寧な影響調査・実態把握を行うこと。
8、 影響が確認された事業者に対し、国の制度を活用するとともに、市独自にも緊急融資や補助・補てんなどの必要な支援を実施するとともに、資金繰り支援では、保証料・利子について市が負担するなど、特段の配慮を行うこと。
9、 公共施設の利用自粛で、利用取り止めが発生していますが、使わなかった施設の使用料を返還しないという対応が行われています。不測の事態という緊急性に鑑み、使用料は返金すること。
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熊本市議会・庁舎問題特別委員会が開かれます

2020-02-26 13:51:55 | 熊本市議会
昨年5月から、集中的に審議がすすめられてきた「熊本市役所建替え問題」、明日下記のとおり、特別委員会が開催されます。
どなたでも傍聴できますので、お誘いあわせでおいでください。

「熊本市庁舎建替え問題特別委員会」傍聴のご案内
日時:2月27日(木)午後1時より
場所:市役所議会棟5階特別委員会室

   *傍聴は、議会棟5階ロビーです。
内容:執行部より、本庁舎整備の「基本構想」についての説明があります。
   2月に市内10カ所で開かれた市民説明期の結果についても報告されます。
   この間、斎藤参考人からの疑問点や意見が議会にも寄せられているので、その点についても議論されます。
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百日のお食い初め

2020-02-24 23:52:09 | エトセトラ
昨年師走に生まれた孫もやがて3カ月となります。
少し早めの「百日」のお祝いがありました。
我が家の代表で、夫が娘のところまで行ってくれました。
お宮参りをして、お食い初め。
生涯食べることに困りませんように、との願いを込め、孫のためにお膳が用意されていました。
子どもの成長は、本当に早いもので、病気もせずにすくすくと育っていることに、唯々感謝です。


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93歳のチャレンジ、今回は「金柑」

2020-02-23 07:40:32 | エトセトラ
今年も、庭の金柑がどっさりと実をつけました。
例年義母は、喉にいいと甘露煮を作っていましたが、あまりにたくさんあるので、加えて「金柑のジャム」をつくりました。
「美味しい?作ってみたけど」と、出されたジャムは、黄色い色もきれいでおいしかったです。
93歳のチャレンジ、今回は義母の美味しい、一番身近な地産地消のジャムでした。




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熊本で開催された「全日本民医連」全国大会

2020-02-22 19:29:57 | エトセトラ
1953年に結成され、67年間にわたって、「いのちの平等」を 掲げて地域の住民の切実な医療や介護の要求に応え、人間らしく生きる権利を守るために社会保障の充実を求めて運動を展開してきた「全日本民主医療機関連合会」の全国大会が、熊本市内で行われました。
くわみず健康友の会のメンバーとして、全体会・記念講演会に参加しました。
全体会では、医療や介護の現場で抱えるさまざまな問題に地域でしっかりと向き合っている事例や、平和や核兵器廃絶、貧困と格差への取り組み、全国各地の災害への支援の状況など、幅広く経験が語られました。
記念講演は、医師として50年近く、民医連運動にかかわり、患者の権利や、そこで働く人の権利を守りながら、医療や社会保障制度の前進のためにと取り組んでこられた、さいたま医療生協の肥田泰先生のお話でした。
今、医療や社会保障はどうあるべきか、「いのちの平等」に取り組む民医連運動に学んだ半日でした。

  
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