庁舎整備特別委員会視察3ヶ所目・・・滋賀県危機管理防災センター

庁舎整備特別委員会の視察、3ヶ所目は、滋賀県庁に隣接して整備されている「危機管理防災センター」でした。
365日・24時間体制で県下の情報を収集し、迅速な対応ができる施設として整備されています。
熊本市役所本庁舎建替にあたっては、防災拠点としての庁舎のあり方も論点となっています。
神戸市役所、滋賀県庁、いずれも防災センターは、本庁舎に近接しながらも、別棟で整備されています。
今、危機管理危機管理のあり方として、100%安全を確保することは、想定外の災害が頻繁する中、何があってもどこかが防災拠点として必ず機能するという拠点分散の考え方があります。
超高層建築は、建築基準もより厳しくなります。巨大な庁舎に一極集中より、地域拠点の防災力を高めていくことが必要になってくるのではないでしょうか。
さまざまな検討が必要です。

庁舎整備特別委員会視察2日目・・・景観や環境に配慮して現有庁舎を大切に使いながら改修・建替の京都市役所

1月30日、京都市役所を視察しました。



築90年の本庁舎は、歴史的建造物なので免震改修して、さらに90年使っていくそうです。現在工事の真っ最中でした。



本庁舎の後ろ、横の北館・西館は、建て替え。そのまた後ろに分庁舎が新築の予定です。それらの建物は、歴史的建造物の本庁舎がいきるように、高さやデザイン、緑の配置など、景観・環境に配慮されています。使える建物を大切に使い、街の景観・環境を大事にされている京都市の取り組みには、学ばなければならないと思いました。

庁舎整備特別委員会視察・・・阪神淡路大震災を耐え抜いた神戸市役所1号館

1月29〜31日、熊本市議会・庁舎整備特別委員会の視察が行われました
神戸市役所、京都市役所、滋賀県危機管理防災センターの3カ所です。
初日の29日は、神戸市役所を訪れました。
神戸市役所は、複数の建物からなっていますが、現在2号館と3号館を解体して、新しい庁舎を建設中です。
一方、高さ132メートルの超高層建築物である1号館は、阪神淡路大震災を耐え抜いて、今もそのまま使用されています。
新耐震の建物ですが、その後の建設基準法改正により、「既存不適格」となっていますが、既存の建物は、違法建築物ではないので、使われています。地上と最上層部分は、震災に被災したために、少し捻れて、30センチほど歪んだ状態とのことです。しかし、地下3階の部分が、杭の役割を果たし、地下杭がないにもかかわらず、大臣認定を受けた建物として、新たな耐震評価も予定されていません。
お話を聞きながら、地下2階の下に強固な杭や連壁のある熊本市役所が、熊本地震で損傷しなかったこと、改めてもともと強固に設計されていることを確認したように思いました。
特別委員会で、元日建設計の斎藤幸雄先生が指摘されたように、熊本地震を耐え抜いて損傷しなかった熊本市役所本庁舎の耐震性能に不足なしと言えるのではないでしょうか。


（神戸市役所1号館）


（1号館の前にある阪神淡路大震災メモリアルのモニュメント）

熊本民主商工会創立７０周年、熊本県商連４５周年、おめでとうございます

「平和であってこそ商売繁盛！」と、地域の中小事業者のくらしと営業を守って活動されてきた熊本民主商工会が創立７０周年を迎えられ、県商連の４５周年と合わせて、1月26日に祝賀の記念行事が行われました。記念講演をされた全商連の会長・太田義郎さんは、「国民全体の幸福のために活動」「団結こそ宝で要求実現」「共通の要求で、国民各層と団結して闘う」という３つの理念で、国や自治体に要求を届けて、粘り強く活動してきた７０年の歴史を振り返ってお話をされました。
　昨年は消費税が１０％に増税され、商売をされる方にとってはますます厳しい状況となっています。加えて、社会保障も連続改悪です。
商売をする人が、働く人が、地域で暮らすすべての人が、安心して暮らしていける社会を実現するためにも「今こそ民商の出番」、そう感じた会でした。私も元気をいただきました。多くの人と連帯しながら、私もすべての人の幸せを願って、市政の課題に力いっぱい取り組んでいきたいと思います。
民主商工会のますますの発展を祈念して、お祝い申し上げます。
おめでとうございます！

コミセンの集い

1月最後の日曜日、帯山地域コミュニティセンター主催の「コミセンの集い」が開かれました。
コミュにティーセンター利用者、地域の方々が持ち前の特技を生かして、舞台発表しました。
日本舞踊や歌、ダンス、寸劇。今年は、中学生のコーラスグループの参加もありました。
お昼はお弁当を一緒に食べて、楽しくおしゃべり。
私も、校区婦人会のダンスや町内の女性会のコーラスで参加しました。
若い世代から、高齢の世代まで、地域の住民が一堂に会し交流。
かけがえのない地域のつながりです。
思わぬ人との出会い、再会もありました。