8月29日に熊本市議会の全員会議が開かれ、9月議会に提案される補正予算・議案・2021年度決算について説明されました。
9月議会の補正予算は、総額76億4,754万円です。うち大部分を占める68億7,013万円が新型コロナウイルス関連分です。その他の補正が7億2,741万円(560万円の熊本地震関連分を含む)です。
その他の補正で特徴的なのは、マイナンバー・デジタル化推進や、外部委託を次々にすすめる内容となっていることです。
菊陽町に進出してくる台湾企業・TSMCへの対応ということで、市長・議長以下12名分の台湾訪問経費608万円も含まれています。
補正予算の主な内容
【新型コロナ関連の補正】
●介護施設等の感染防止対策 6,650万円
(8施設に簡易陰圧装置設置、9施設に家族面会室等の整備)
●高齢者施設への介護サービス継続支援 4,600万円
(業務継続支援のため介護職員・看護師による支援チームを4カ月派遣)
●ワクチン接種経費 37億9,300万円
●ワクチン接種のための高齢者のタクシー利用支援 3,840万円
●コロナ感染症対策経費 22億6,780万円
(感染拡大を踏まえたPCR検査費・入院医療費の増額分)
●コロナ検査体制強化経費 698万5,000円
(環境総合センターのリアルタイムPCR検査装置更新・1台分)
●旅行商品割引事業 6億円
(熊本市への宿泊を伴う旅行商品に対する割引助成)
●農業金融対策経費 95万円
(原油・物価高騰による影響を受けた農業者のコロナ対策緊急支援借入金への利子補給・保証料助成)
●公共交通利用促進事業 5,000万円
(「バス・電車無料の日」の実施軽費、2回実施予定)
●新型コロナ対応地方創生臨時交付金を活用した「ウクライナ避難民生活支援経費」 156万円
【その他の補正】
●戸籍システム改修 3,280万円(マイナンバーカードでの戸籍謄本取得)
●社会保障・税番号制度推進経費 3億円
(高校・大学・地域等で出前によるマイナンバーカード申請の推進・700回)
●植木火葬場建替事業 4,630万円 (設計費ほか)
●老人福祉施設整備費助成 2億1,480万円 (建設費・6カ所)
●老人福祉施設開設準備経費助成 9,020万円 (備品費・6ヶ所)
●高齢者施設等防災機能強化支援事業 2,290万円
(グループホーム等の非常用自家発電設備整備の費用)
●社会保障・税番号制度システム対応経費 440万円
(マイナンバーカードにより介護給付を受けられるようにするシステム改修)
●児童家庭センター運営経費 470万円
(相談件数増加による指導員1名の増員予算)
●児童虐待防止のためのSNS相談事業 170万円
(2023年2月から全国一元的に導入される虐待防止のためのSNSを活用した相談体制の整備・・・相談を外部委託するもの)
●中小企業オープンイノベーション促進事業 1,500万円
(中小企業の課題解決・新規事業創出への支援、5社対象)
●農地利用効率化等支援交付金事業 2,075万円
(農地利用効率化のための機械・施設の導入への支援、6カ所)
●国産濃厚飼料生産拡大推進事業 261万円
(飼料穀物の国内生産への転換促進のための農業者への支援、1ヶ所)
●植木地域「農産物の駅」屋根増築事業 560万円
●市民病院医療機器更新 4,000万円 (MEDシステム他)
●教育ICT活用不登校対策 750万円(学習アプリ、バーチャル教室)
●台湾交流推進経費 608万円 (TSMC熊本進出を踏まえた台湾訪問)
3年目となった新型コロナの感染拡大、4月以降続いている物価の高騰によって、市民の暮らし・地域経済の落込みはたいへんです。
市民のいのち・暮らし、地域経済最優先の市政運営が求められていると思います。
日頃市民のみなさんにお寄せいただいている声を、しっかりと議会に届けていきたいと思います。
9月議会の補正予算は、総額76億4,754万円です。うち大部分を占める68億7,013万円が新型コロナウイルス関連分です。その他の補正が7億2,741万円(560万円の熊本地震関連分を含む)です。
その他の補正で特徴的なのは、マイナンバー・デジタル化推進や、外部委託を次々にすすめる内容となっていることです。
菊陽町に進出してくる台湾企業・TSMCへの対応ということで、市長・議長以下12名分の台湾訪問経費608万円も含まれています。
補正予算の主な内容
【新型コロナ関連の補正】
●介護施設等の感染防止対策 6,650万円
(8施設に簡易陰圧装置設置、9施設に家族面会室等の整備)
●高齢者施設への介護サービス継続支援 4,600万円
(業務継続支援のため介護職員・看護師による支援チームを4カ月派遣)
●ワクチン接種経費 37億9,300万円
●ワクチン接種のための高齢者のタクシー利用支援 3,840万円
●コロナ感染症対策経費 22億6,780万円
(感染拡大を踏まえたPCR検査費・入院医療費の増額分)
●コロナ検査体制強化経費 698万5,000円
(環境総合センターのリアルタイムPCR検査装置更新・1台分)
●旅行商品割引事業 6億円
(熊本市への宿泊を伴う旅行商品に対する割引助成)
●農業金融対策経費 95万円
(原油・物価高騰による影響を受けた農業者のコロナ対策緊急支援借入金への利子補給・保証料助成)
●公共交通利用促進事業 5,000万円
(「バス・電車無料の日」の実施軽費、2回実施予定)
●新型コロナ対応地方創生臨時交付金を活用した「ウクライナ避難民生活支援経費」 156万円
【その他の補正】
●戸籍システム改修 3,280万円(マイナンバーカードでの戸籍謄本取得)
●社会保障・税番号制度推進経費 3億円
(高校・大学・地域等で出前によるマイナンバーカード申請の推進・700回)
●植木火葬場建替事業 4,630万円 (設計費ほか)
●老人福祉施設整備費助成 2億1,480万円 (建設費・6カ所)
●老人福祉施設開設準備経費助成 9,020万円 (備品費・6ヶ所)
●高齢者施設等防災機能強化支援事業 2,290万円
(グループホーム等の非常用自家発電設備整備の費用)
●社会保障・税番号制度システム対応経費 440万円
(マイナンバーカードにより介護給付を受けられるようにするシステム改修)
●児童家庭センター運営経費 470万円
(相談件数増加による指導員1名の増員予算)
●児童虐待防止のためのSNS相談事業 170万円
(2023年2月から全国一元的に導入される虐待防止のためのSNSを活用した相談体制の整備・・・相談を外部委託するもの)
●中小企業オープンイノベーション促進事業 1,500万円
(中小企業の課題解決・新規事業創出への支援、5社対象)
●農地利用効率化等支援交付金事業 2,075万円
(農地利用効率化のための機械・施設の導入への支援、6カ所)
●国産濃厚飼料生産拡大推進事業 261万円
(飼料穀物の国内生産への転換促進のための農業者への支援、1ヶ所)
●植木地域「農産物の駅」屋根増築事業 560万円
●市民病院医療機器更新 4,000万円 (MEDシステム他)
●教育ICT活用不登校対策 750万円(学習アプリ、バーチャル教室)
●台湾交流推進経費 608万円 (TSMC熊本進出を踏まえた台湾訪問)
3年目となった新型コロナの感染拡大、4月以降続いている物価の高騰によって、市民の暮らし・地域経済の落込みはたいへんです。
市民のいのち・暮らし、地域経済最優先の市政運営が求められていると思います。
日頃市民のみなさんにお寄せいただいている声を、しっかりと議会に届けていきたいと思います。