庭の花ミズキが色づきました。秋が深まっていきます。
「さくらカード」が始まって、この10月で15周年を迎えました。10月1日には「ウェルパルくまもと」で、15周年を祝う集いが開かれました。制度創設の時に尽力された橋本宏子先生(元・熊本学園大学教授)をお招きし、お話をお聞きしました。傘寿を迎えられたと言われましたが、本当にお元気で、お話も元気の秘訣を様々に披露され、参加者一同みな元気をいただきました。「さくらカード」を実現されたそのパワーが、今も変わらずみなぎっていらっしゃるようでした。さくらカード事業を大切に守って、高齢者・被爆者・障害者の社会参加促進に頑張っていきたいと思いました。
しかし、一方で熊本市は、今年8月末に事業仕訳を行い、その対象事業の一つに「さくらカード」を掲げました。隙があれば、利用者の負担を引き上げたいとの意向が透けて見えそうです。そうさせてはならない、決意を新たにしました。
ところで、日中友好新聞には、中国にも敬老乗車証があるとの記事がありました。上海市の例でしたが、名称は「敬老カード」で、70歳以上の老人は、これを見せるだけで上海のバスや地下鉄に無料で乗車できるとのことです。
やっぱり、優待証は無料がいいですね。熊本でも、負担を増やさせないだけでなく、無料に戻すように運動していきたいと思いました。