上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

中国にも「さくらカード」

2011-10-26 02:34:19 | エトセトラ

 庭の花ミズキが色づきました。秋が深まっていきます。
 「さくらカード」が始まって、この10月で15周年を迎えました。10月1日には「ウェルパルくまもと」で、15周年を祝う集いが開かれました。制度創設の時に尽力された橋本宏子先生(元・熊本学園大学教授)をお招きし、お話をお聞きしました。傘寿を迎えられたと言われましたが、本当にお元気で、お話も元気の秘訣を様々に披露され、参加者一同みな元気をいただきました。「さくらカード」を実現されたそのパワーが、今も変わらずみなぎっていらっしゃるようでした。さくらカード事業を大切に守って、高齢者・被爆者・障害者の社会参加促進に頑張っていきたいと思いました。
 しかし、一方で熊本市は、今年8月末に事業仕訳を行い、その対象事業の一つに「さくらカード」を掲げました。隙があれば、利用者の負担を引き上げたいとの意向が透けて見えそうです。そうさせてはならない、決意を新たにしました。
 ところで、日中友好新聞には、中国にも敬老乗車証があるとの記事がありました。上海市の例でしたが、名称は「敬老カード」で、70歳以上の老人は、これを見せるだけで上海のバスや地下鉄に無料で乗車できるとのことです。
やっぱり、優待証は無料がいいですね。熊本でも、負担を増やさせないだけでなく、無料に戻すように運動していきたいと思いました。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原発ゼロへ

2011-10-21 18:32:31 | 住民とともに
10月17日、「原発ゼロ・自然エネルギーへの転換を求める熊本の会」の設立総会が開かれました。会場にあふれる参加者、私は立ち見の参加でした。記念講演は、佐賀大学理工学部物理学科教授の豊島耕一さんのお話でした。タイトルは、「個人と諸組織の力が試される福島原発災害」、福島原発事故や九州の佐賀県玄海原発についても、専門家の立場から詳しいお話がありました。
 いまだに収束しない福島原発事故の中で、草の根からの「原発ノー」の声が広がっています。正しい情報を伝え、「原発ゼロ・自然エネルギーへの転換」のうねりを大きくしていきたいものです。
11月13日(日)には、福岡市で、「さよなら原発!福岡1万人集会」があります。
  とき:11月13日(日)午前10時より、
  ところ:福岡市舞鶴公園
たくさんの方にご参加いただきたいと思います。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

響きあい

2011-10-14 17:10:21 | エトセトラ
 彼岸花もなごりとなりました。
 10月13日、県立劇場コンサートホールにて、帯山中学校の「白亜祭」が開催されました。今年で20回目の記念となるため、琴演奏などの特別プログラムも盛り込まれていました。今年のテーマは、「Music Power この瞬間を記憶せよ」でした。毎年のことながら、子どもたちのコーラスには胸を打たれます。課題曲は「ふるさと」で、自由曲はそれぞれグループごとになりますが、かなり難しい曲もあり、練習の成果が伝わってきます。1年生から3年生まで異年齢で構成されたグループによる合唱は、そのまとまりをつくるのに、見えない苦労もあるのではないかと思います。子どもたちの歌声が響きあって、舞台と観客が響きあって、素晴らしい時間を、1000人を超える子どもたちと大人が共有できることは感動です。各グループの発表の後、1000人以上の生徒による全員合唱がありましたが、これはまた圧巻でした。テーマ通り、かけがえのない舞台は、子どもたちの心に言葉に尽くせない記憶をとどめたのではないでしょうか。
 昨年、舞台でタクトを振った娘のことを思い出しながら、鑑賞しました。参加させていただき、本当にありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あわただしい毎日・・・

2011-10-12 08:37:42 | エトセトラ
 9月29日に約1カ月開催されていた9月議会が終了しました。庭に、春のようなかわいいピンクのカタバミの花を見つけました。朝日を浴びてうれしそうに咲いていました。東北の震災被災地には、塩害の中、命をつなごうと季節外れの桜が咲いたとのたよりを聞きました。花々の生命力にはいつも感動します。
 さて、今度の9月議会には、昨年度の決算が報告され、審議されました。改めて、今の熊本市政の問題点が浮き彫りになりました。駅前の再開発・「森都心プラザ」が開設されましたが、総事業費は211億円、熊本城内の桜の馬場大型観光施設は総事業費50億円、維持管理費や運営費は、2施設で毎年7億円です。建設費の負担とともに、莫大な後年度負担が発生します。合併では、紳士計画に10年間で650億円、昨年度は65億円が使われました。特に、3町の合併特例区の区長・協議会委員報酬には毎年1億2000万円ものお金が支払われています。こんな莫大なムダの一方で、国民健康保険の針きゅうマッサージの助成が年60回が45回に削減されたり、敬老祝い金の縮減など、大切な福祉サービスが削られています。
 住民の感覚で考えるならば、「おかしい」と思われる方がほとんどではないでしょうか。しかし、市議会で、再開発や合併特例区報酬の無駄を指摘してきたのは、日本共産党市議団だけです。これからも、住民感覚で市政の問題点を指摘し定期たいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする