上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

「まちなか防災2024」に学ぶ減災・防災・流域治水・・・「白川リバーネットワーク」の取り組み

2024-06-25 21:29:48 | 災害
「まちなか防災2024」に学ぶ減災・防災・流域治水
「白川流域リバーネットワーク」の取り組み

6月22・23日の2日間、中心商店街下通アーケードで、NPO法人「白川流域リバーネットワーク」による「まちなか防災2024」の取り組みが行われていました。
過去の災害の記録や、減災・防災・白川の流域治水についての様々な情報が展示され、市民参加型のコーナーもつくられ、市民が防災について積極的に考えられるような取り組みとして行われていました。
気候変動による災害の激甚化がすすみ、日本国内はもちろん、世界中で様々な災害が多発しています。
熊本は、市内中心部を流れる1級河川白川の氾濫により、過去に何回もの浸水被害が発生してきました。
現在は、白川の未整備であった緑の区間の河川工事も終わり強固な堤防がつくられ、浸水被害のリスクも軽減してきてはいます。
しかし、年々激甚化する災害は、今後想像を超えるような被害をもたらす危険性もあります。
展示物を見ながら、行政と市民が一体になって、災害に備えていかなければと思いました。

      
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雨季を前に、日本共産党で国土交通省へ「市街地の治水対策強化」を申し入れ

2024-06-11 19:05:37 | 災害
雨季を前に、熊本市街地の治水対策強化を
日本共産党熊本県委員会・党熊本地区委員会で、国土交通省へ申し入れ
6月11日、雨季を前に、日本共産党熊本県委員会・党熊本地区委員会で、国土こうちゅ証へ「熊本市街地の治水対策の強化を」申し入れました。



【要望事項】
1、雨季に向けた緊急対策として、堤防の未完成・未整備の部分など、安全上必要な地点に土嚢設置などの対応を行うこと
2、気候変動による降雨量・流量の増加に対応するための、河道整備整備計画の抜本的な拡充を行うこと
3、河道流量を増やし、白川の安全度を高めるために、⑴堆積土砂の浚渫・掘削、⑵堤防のかさ上げ・拡幅を行うこと
4、「流域治水」の考え方で、市街地の上流・中流域の遊水地整備・田んぼダム建設をすすめること
5、熊本市と熊本県が連携して、白川の越水・都市型水害対応として、雨水排水施設の整備・雨水貯留施設の設置・止水板の設置など、総合的な「中心市街地洪水対策」を検討・策定すること
6、白川流域タイムラインの充実と各町内会までの周知に取り組むこと
7、安全性に懸念のある立野ダムについては、洪水時の立野ダム及びダム周辺の監視体制を強化し、ダム穴の詰まり状況の確認、山腹からの漏水などがあれば明らかにすること、夜間も含めて監視体制を強化すること

申し入れに対し、国道交通省として、しっかりと対応していく旨の発言がありました。
河川改修では、堰の統合・改築を行い、流量を改善していくことも説明されました。
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能登半島地震への支援を!

2024-01-05 15:02:33 | 災害
1月1日に石川県能登地方で発生した地震で犠牲になられた方々に哀悼を表するとともに、被災されたみなさまに心からのお見舞いを申し上げます。
被災地では、必死の捜索や支援活動が行われています。
熊本市からも、防災担当、環境局、上下水道局より直接職員が支援に入っています。
日本共産党は、能登半島地震対策本部を立ち上げ、被災者のニーズに応えた活動をと、政府への緊急要求を行うとともに、全国での募金活動に取り組んでいます。
熊本でも、早速1月4日に街頭募金を行いました。

日本共産党の「2024年能登半島地震災害募金」の受付先
【郵便振替】
口座番号:00170-9-140321
加入者名:日本共産党災害募金係
*通信欄に「能登半島地震募金」とご記入お願いします。
 また、手数料は各自のご負担となりますので、よろしくお願いいたします。


【日本共産党の国への要望】
⑴住いの確保
 住宅再建支援法をを拡充し、支援対象を一部損壊へも広げる。支援額を拡充する。
⑵地域産業への復興支援
 融資ではなく、営業への直接支援を思いきって行う。インボイス免除や税・社会保険料の免除などを実施する。
⑶能登半島に立地する市が原発で、外部電源が一部使えない、配管が壊れて絶縁や冷却油が漏れだすなどのトラブルが起こっているので、原発で起こったトラブルの詳細を明らかにする。志賀原発・柏崎刈羽原発を廃炉にする。


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大型台風の接近、安全確保第一に、万全の準備を!

2022-09-18 11:44:50 | 災害
台風14号の接近に伴い、熊本市内でも風雨が強くなってきました。
熊本市は、避難指示を市内全域に発令し、すべての校区に避難所を18日朝から開設しています。
(小中学校や市民センターほかの公共施設)
市の公共施設などでは、満員・混在と言うところもあります。
それぞれに市職員が配置され、受付を行っていますので、安心してご利用ください。
福祉対応については、避難所内に福祉スペースが設けられています。
福祉スペースでの対応では不十分となれば、福祉施設との連携も図られます。
台風の際は、移動中の事故が多くなりますので、早めの避難、また最寄りの避難所の利用をお勧めします。
もちろん、不要不急の外出は避けて、在宅で安全が確保できる場合は家の中で安全に過ごしてください。

私も、朝から地元校区の避難所の様子を確認するとともに、災害に関する相談の対応を行ったところです。
お気をつけて。


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熊本南部豪雨災害、人吉での聞き取り調査に参加

2020-10-13 23:42:23 | 災害
発災から3カ月以上が経った熊本南部豪雨災害。
大きな被害を受けた人吉市での聞き取り調査に参加しました。
球磨川に近く、大きな被害を受けた商店街の調査でした。複数のチームに分かれての調査。
私が受け持った通りは、ほとんどが「全壊」で、人気のない建物が並んでいました。
中でも球磨川に近い1軒で、持ち主の方とお話を聞くことができました。
「全壊で解体を考えていたけれど、『築100年以上の建造物を壊すのはもったいない。歴史的価値がある』という建築士の方々の助言で、再建を決意した」とのことでした。
しかし、かなりの資金が必要となるので覚悟が必要だと、また近隣のほとんどが解体を予定されているので、そういう中で我が家を再建して、果たして活用していけるのかの不安もあるとのことでした。
街を呑み込んだ濁流によって、一変してしまった地域再生の道のりは遠く、険しいと思われます。
建物の再建はもちろん、街を、地域を、生活をどのように再建していくのか、「公の支援」なくして復興は果たせません。
被災者のみなさんの実情、その声をしっかりと聞きとりながら、寄り添った復興支援をすすめていくことの大切さを痛感しました。

   

全壊の家屋が立ち並ぶ中で、もともと観光スポットとなっていた通りには、ポツンぽつんと店が開かれていました。
その中の1軒、刃物屋さんに立ち寄り、包丁を買いました。
以前、友の会旅行でも来たことのある「みそ・しょうゆ蔵」も開いていました。
早く、元のようにたくさんの方々が訪れる街に復興してほしいと思います。

  
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