ここ2週間ほどの間に観たテレビ番組。いずれもNHK。
7/6「MUSIC SPECIAL 坂本龍一」(ソロワークは自分の思い出と相当結びついているな…と。深夜にでもコンサート映像フルで流してほしい…)
7/8「民謡魂 エボリューションスペシャル」(「やのとあがつま」登場。コンサートでナマで観たい! …前回のツアーはコロナ禍で見送ったのだった...)
7/14「アナザーストーリーズ YMO」
(「細野は世界を狙うための音楽をこう表現した。」とナレーション。
備忘メモ。
「下半身モヤモヤ」→リズム
「みぞおちワクワク」→メロディー
「頭クラクラ」→コンセプト
個人的には、YMOのコスチュームと髪型の発想元という北京中央楽団、スネークマンショーの方々の若かりし頃(あまりよく知らなかったので)、1980年代前半の世相と若者の風俗が垣間見れたことがおもしろかった。)
そして、音楽番組ではないが、
氷室冴子さんもまた私の中学高校時代の思い出と分かちがたく結びついている。『なぎさボーイ』『多恵子ガール』のシリーズはまさに作中人物と同じ年の中学三年生の時に刊行されて、同級生なんだなぁと思っていた。
周囲は『なんて素敵にジャパネスク』のファンが多かったけど、私は70年代風な雰囲気残る『さようならアルルカン』とか『恋する女たち』とかも好きだった。『恋する女たち』は後に斉藤由貴さん主演で映画化もされた。『クララ白書』『アグネス白書』は、原田治さんが挿絵で、友達は少女漫画の絵でないことが不満と言っていたが、私はそこもハイセンスでいいと思っていた。
と、氷室冴子さんに関しては、一人でひっそりというよりも、貸し借りし合って、友達間で共通認識が持てる嬉しさもあった。
とはいえ、自分はやっぱり少しズレもあったかも。自分の中で一回り年上1957年生まれの著名人といえば、氷室冴子さんと『構造と力』浅田彰氏なのであった。
2008年氷室冴子さんの死を知ったのは新聞の訃報欄で、そのころにはもう氷室さんの本は読まなくなっていた。一緒に氷室さんの本を読んでいた友達ともそのころは会わなくなっていた。
今も氷室さんの本が読まれ続け「リレーされている」ことを知って、嬉しいというか、当然だ、もっと評価されるべきと思ったけれど、自分自身はバトンを受け取らずに脱落(?)してしまったのでは、という気持ちにもなった。
関連本も読んでみようかなと思った。
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