またまたフィギュア関連ですが、読んだ本
『フィギュアスケートに懸ける人々 なぜ、いつから、日本は強くなったのか』(宇都宮直子 小学館101新書)
個々の選手・コーチについての詳細を知りたい人には物足りないのかもしれないけれど、必要不可欠な事項がコンパクトにまとまっていて面白かった。
第一章が伊藤みどりさんと山田満知子コーチの話で始まるのは当然だと思うけれど、最終章に、みどりさんと同年代で現在もアイスショーで活動するプロスケーター、西田美和さんを持ってくるところに、著者の、フィギュア界全体への理解と愛情を感じた。
私は、自分が運動と無縁だったせいもあるけれど、昔は、学校や企業がスポーツ特待生(社員)制度を設けていることに、すごくイヤな気持ちがあったのだった。
(高校野球で新設校がいきなり優勝したようなときとか)
けれど、世界基準で闘っていくためには、そういう金銭・環境面での支援は絶対必要なことだったのだ、ありがとうありがとう本当にありがとう、と評価が急転回した。
(紙面が割かれているのは、中京大、トヨタ自動車、西武鉄道グループ堤義明氏の発案によって始まったプリンスアイスワールド)
小塚家三代の話も興味深かった。佐藤信夫一家との関係も。
個人的には、佐藤信夫さんが、日本フィギュア黎明期になぜ突出して強かったのか知りたいところだ。
(関係ないけど、アイスショーの始まりのところで
「(前略)私も36歳にして、人生初の化粧をし、人前で滑るという恥ずかしいことをやってしまったというわけです」
と語っているところが、(失礼ながら)カワイイーー。
あと、メインの記述ではないんだけれど、佐野稔さんが当時、相当な人気で、女の子からキャーキャー言われていたというのにびっくり。・・・すみません、伊藤みどりさんより前はほとんど知らなかったもので)
『フィギュアスケートに懸ける人々 なぜ、いつから、日本は強くなったのか』(宇都宮直子 小学館101新書)
個々の選手・コーチについての詳細を知りたい人には物足りないのかもしれないけれど、必要不可欠な事項がコンパクトにまとまっていて面白かった。
第一章が伊藤みどりさんと山田満知子コーチの話で始まるのは当然だと思うけれど、最終章に、みどりさんと同年代で現在もアイスショーで活動するプロスケーター、西田美和さんを持ってくるところに、著者の、フィギュア界全体への理解と愛情を感じた。
私は、自分が運動と無縁だったせいもあるけれど、昔は、学校や企業がスポーツ特待生(社員)制度を設けていることに、すごくイヤな気持ちがあったのだった。
(高校野球で新設校がいきなり優勝したようなときとか)
けれど、世界基準で闘っていくためには、そういう金銭・環境面での支援は絶対必要なことだったのだ、ありがとうありがとう本当にありがとう、と評価が急転回した。
(紙面が割かれているのは、中京大、トヨタ自動車、西武鉄道グループ堤義明氏の発案によって始まったプリンスアイスワールド)
小塚家三代の話も興味深かった。佐藤信夫一家との関係も。
個人的には、佐藤信夫さんが、日本フィギュア黎明期になぜ突出して強かったのか知りたいところだ。
(関係ないけど、アイスショーの始まりのところで
「(前略)私も36歳にして、人生初の化粧をし、人前で滑るという恥ずかしいことをやってしまったというわけです」
と語っているところが、(失礼ながら)カワイイーー。
あと、メインの記述ではないんだけれど、佐野稔さんが当時、相当な人気で、女の子からキャーキャー言われていたというのにびっくり。・・・すみません、伊藤みどりさんより前はほとんど知らなかったもので)
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