宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

漢字っぽい?ロシア語の単語

2010年12月02日 | にわかロシア語
ロシア語の語彙に関しては、ラジオ講座に出てきた単語(「会話力アップの実践編」は除く)は順次すべて覚えようと思っているのですが、それも、なかなかままなりません。
「単語帳代わりに使う」というネットにあった言葉に惹かれて購入した「パスポート初級露和辞典」ですが、この「初学者に必要十分な7000余語」を全部覚えられる日が来るのでしょうか^^;
(あ、私の場合、単語帳代わりといっても、暗記しようという気は、はなからないんですが。挫折感で暗くなるだけなので・・・)
まぁ、覚えられなくても、ただ開いたページを眺めているだけでも結構楽しいものです。
この辞典、掲載語数が少ないせいか、単語の並び方を見て、感心することがしばしばあります。
以下、独学ではなくて先生がいたら教えてもらえることなのかもしれませんが。

例えば、テキストに出てきた
「родители両親」
という単語を辞書で引いてみたところ、その前後には以下のような単語が並んでいる。
「род 出身(種類、(文法の)性)」
「родина 祖国、ふるさと」
「родиться 生まれる」
「родной 肉親の、生まれ育った」
「родственник 親戚」

ほほぅ、語幹(でいいのかな)が共通するものは、イメージが共通している。ひとつ単語を覚えると芋づる式に知っている単語を増やせそう。
(「増やせそう」と思うのと「実際増える」かはまた別なんだけれど^^; とりあえずひっかかりやすくはなりそう)
これ、例えば英語でもそうかというと、案外そういう例は少ないような。基本語彙だと、イメージが似た単語でも、語源はばらばらという気がする。
(上の例に倣えば、「be born (bear) 生まれる(産む)」と「native 生まれながらの 」は別物だし)
むしろ、「親」という字が「親戚」「親密」etc. とバリエーションをつくるような、漢字の熟語に似たような印象を受ける。

漢字っぽいといえば
「деревня 村、田舎」と
「дерево 木」
が並んでいるのには、不思議の感に打たれた。
漢字もそうだけど、村って、大きな木の元にあるイメージだ。
この例に倣うと、
「гора  山」と
「город 町、都市」
も、「町は山のふもとにある」あるいは「町は周辺よりも隆起している(←人口が密集してにぎわっている)という点で山と共通している」ということで似ているのかなー、などと思ったけれど、単語の並びとしてはやや離れているので違うかもしれない。
(間に入っている単語は以下のようなものだし・・・
「гордость 誇り」
「горе 悲しみ、不幸」
「гореть 燃える」
・・・でもなんか「隆起している」「周囲から突出している」という点でイメージが似ているかも???)

実のところどうなのか分かりませんが(と適当に流してしまうところがまったく学究肌でない私^^;)、ともあれ、ロシア語の単語、おもしろい、と思った一例を書いてみました。

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