宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

和音の快感

2021年11月09日 | テレビ・ラジオ・映画など
ここ1ヶ月のよもやま 続き

・ビル・エヴァンスと和音
10月某日
録画しておいたNHKEテレ『クラシックTV』「ジャズに”美と自由”を ビル・エヴァンス」を観る。
ゲストはWonk、millennium parade などで活動の江崎文武さん。

江崎さん、中学に上がる頃、ふと見たら食卓に『Waltz for Debby』が置いてあったとか、どんだけエリート教育なんだ。
私なんて、30歳過ぎて初めてちゃんと聴いたのよー(レベル違いすぎ(^^;)

「最初の2音で、ものすごく衝撃を受けて」というのは、そうそう!と分かる。

番組中にも引用されていたビル・エヴァンスの映画(『タイム・リメンバード』)は映画館で観たのだった。ロシアとロシア音楽にルーツがあるというのはなるほどと思ったが、後半生の私生活は知らなくてもよかったな・・・という感想だったような・・・(なのでブログにも書いていない)

しかしながら、番組中で言っていたビル・エヴァンスの言葉
「美と真実だけを追求し、あとは忘れろ」
というのは、かっこよく、書き留めておきたい。
(・・・が、女性の趣味がなんだかなぁというのも映画の感想のひとつだったような・・・って格調壊してすみません・・・)

番組では、司会の清塚信也さんが、歴代作曲家による和音の歴史をピアノ実演で説明していて、これが、もう、ああ、ひとつひとつの和音にツボを押されるような身体的な快感が。

清塚さんって、まさにこの番組にうってつけ、音楽の伝道師、親しみやすく分かりやすいのに品格もある。音楽が分からない人のことも分かっている、コミュニケーション能力が高いというのもあるのだろうなー。

和音について知りたいと思って、以前、ヤマハのサイトを見つけたのだが、真剣に読むには至らず・・・言葉で書いてあることを理解するのは人並みだと思うのだが、数学理科と並んで音楽も記号になるととたんに3段階くらい頭が悪くなるような気がする私・・・
が、今回、『超やさしい楽譜の読み方』(甲斐彰 音楽之友社)という本を図書館で見つけて借りてみた。まだ和音のページに至っていないのだけど、まずイタリア音名(ドレミファソラシド)と日本音名(ハニホヘトイロハ)のほかに英米音名があるというのは知らなかった。ドはCということで、コードネームの秘密に一歩近づいた。(って、ほんとに物知らずで・・・(^^; 義務教育の音楽の授業とかバイエル段階のピアノ教室でそんなことは教わらなかったと思う・・・たぶん)

音楽じゃないよもやまはまた別項で

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