東京多摩借地借家人組合

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実家の借地の活用や更新・建物の建て替え問題で組合に相談

2015年12月08日 | 契約更新と更新料
目黒区に住む高橋さん(仮名)は実の母親が高齢となったために介護施設に入居させることも含め母親が住んでいる品川区にある借地が来年の3月で20年の更新期間が満了するので地主に建替えの問題と更新料の問題で話し合いをしようと考えていた。知り合いの紹介で、西武デパートの相談会に来た。地主は建替えについては建築基準法に問題がなければ建替えを認めると言っていたが、その承諾料の金額や更新料の金額がどのくらい請求されるか不安だった。また、建替えをしても母親がいつまで住んでいられるかも不明だった。相談員はまず更新料については支払い義務のない契約書であるが、建替え承諾と一緒になって更新料の請求がされる可能性について説明した。また、母親が介護施設に入居した際は、地主の許可を得て建物を第三者に譲渡し、施設入居の資金とすることや地主の承諾を得ることなく貸家として貸す可能性についても助言した。高橋さん「少し安心しました。組合に入会して相談します」と語った。
(東京借地借家人新聞より)

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