東京多摩借地借家人組合

アパート・賃貸マンション、店舗、事務所等の賃貸のトラブルのご相談を受付けます。

小平市の借地借家問題市民セミナーに16名参加

2011年10月20日 | 借地借家問題セミナーと相談会
 組合恒例の借地借家問題市民セミナーを9月17日午後1時半から小平市小川西町公民館において開催しました。当日は小平市民と組合員合計16名が参加しました。

 今回のセミナーは、役員の寺崎さんの尽力で9月5日付けの小平市の広報に掲載されました。当日は、小川西町の地元の役員の寺崎さんの司会で、副組合長の田辺さんが開会挨拶を行ないました。講師の細谷事務局長より、借地借家人が知って得する法律知識についてレジメや資料に基づき約1時間にわたり講演しました。活発な質疑応答が行われ、地元の大地主に対抗し、借地人組合をつくり、地代を供託して頑張っている経験が組合理事の鈴木さんから報告され、地主や貸主に対抗するために借主は団結し組合に加入することの必要性が強調されました。学習会の後、組合事務所に相談に訪れた方が1名入会しました。

 次回は11月26日に府中市グリーンプラザで開催します。

◎日時 11月26日(土)午後1時30分開会
◎会場 府中市グリーンプラザ・講習室
 (京王線府中駅下車徒歩1分)
◎講師 多摩借組・細谷事務局長
「借主が知って得する借地借家の法律知識」
◎参加 無料(テキスト有り)組合事務所にお申込み下さい。

東京多摩借地借家人組合

電話 042(526)1094
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

借地借家問題市民セミナー 11月26日に府中で開催

2011年10月18日 | 借地借家問題セミナーと相談会
──こんな問題で悩んでいませんか──

 ■アパートの退去後に敷金を返して貰えない!
 ■地震で危険だからと借家の明渡しを請求された!
 ■借地の契約更新で高額な更新料を請求された!
 ■借地上の建物を増改築したいが地主が許可しない!
 ■近隣より高過ぎる地代・家賃の減額をしたい!
 ■借地権の相続で契約書の書換えと名義変更料請求が!
 ■相続税の支払で地主が土地を不動産会社に転売した!
 
  この他にも、皆さんの悩みにズバリお答え致します。

◎日時 11月26日(土)午後1時半開会
◎会場 府中市グリーンプラザ(京王線府中駅1分)講習室
◎講師 東京多摩借地借家人組合 事務局長 細谷 紫朗
◎講演 「借主の知って得する借地借家の法律知識」
 

 講演終了後、質問・相談を受付けます。

 組合では毎週月曜日~金曜日の午前10時から午後4時まで予約の上ご相談に応じています 

東京多摩借地借家人組合

立川市柴崎町4-5-3いわなビル1階 

電話 042(526)1094 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

更新料払わないからと家賃1万4千円の値上げ請求

2011年10月17日 | 契約更新と更新料
 調布市多摩川に賃貸マンションに住むTさんは、2年前に賃貸借契約が切れたが、不動産業者が更新の手続きをしなくなったため、家主からの連絡もなく契約は法定更新になっていました。

 今年の8月突然家主が、更新料の最高裁判決の新聞記事を持ってきて、2年前と今回の更新料2か月分を支払うよう請求して来ました。Tさんは、契約はすでに法定更新しているので更新料は支払えないと拒否したところ、8月末になって駐車場を他へ移転せよ、契約は平成25年9月までとし家賃一挙に月額1万4千円増額せよと言ってきました。Tさんは、あまりにも理不尽な家主の要求に応じないで頑張る決意です。


借地借家の賃貸トラブルのご相談は

東京多摩借地借家人組合

電話 042(526)1094
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新地主「俺が地主だ、土地を買うか、借地権を売るか」と脅迫

2011年10月13日 | 明渡しと地上げ問題
 大田区羽田地域に居住し、約30坪を賃借しているNさんは、大正時代に地主の勧めで借地することになった。

終戦後火災で滅失するが、大工であった地主の手で新築される。その約10年後には地代の支払いが大変ならばと二階部分の建増しを勧めてくれた。その地主もNさんの親もなくなり、世代交代して数年経過した。平成2年突如「俺が地主だと、土地を買うか借地権を売るか」と喚きたてられて驚き、知人に組合を紹介された。組合員になったことを地上げ屋に伝えるその後は何事もなく、指定された口座に地代を振込むだけでよかった。

しかし、今年8月Nさん宅を訪れた建設会社の社員が、貴方の地主から土地譲渡を勧められているので、今後どうするのか問われて組合役員同席で交渉。借地契約の継続は当然権利との主張で契約書の作成を了承したのにも関わらず、後日Nさん宅を訪れて「買うか売るか」と迫る社員に契約の継続を通告。「鍛えられて強くなった」とNさんの頼もしい一言。(東京借地借家人新聞10月号より)



借地借家の賃貸トラブルのご相談は

東京多摩借地借家人組合まで

電話 042(526)1094

一人で悩まず、ご相談を!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追い出し屋規制法案の成立を求める緊急集会

2011年10月10日 | 最新情報
 家賃債務保証業者や賃貸住宅管理業者、サブリース業者などから、滞納家賃を暴力的に取り立てられたり、有無を言わせず閉め出される「追い出し屋」被害が多発しています。昨年の通常国会に提出されたいわゆる「追い出し屋規制法案」は、参院で全会一致にて可決されたものの、3回の継続審議を経て、いまだ成立をしておりません。しかし今現在においても、「追い出し屋」被害は後を絶ちません。私たち、全国追い出し屋対策会議は、追い出し屋問題に取り組む法律家として早期の法案成立を求めて集会を開催いたします。
 多数のみなさまのご参加をお待ちしております。

日時: 2011年10月15日(土)午後6時30分~午後8時20分
場所: 主婦会館プラザエフ 7階カトレア
東京都千代田区六番町15番地(JR四ッ谷駅麹町口徒歩1分)
参加費: 無料
内容: 報告「追い出し屋規制法案で住まいの貧困はどう解消されるか」
     弁護士 増田尚(全国追い出し屋対策会議代表幹事)
    被害告発リレートーク(被害者、弁護団、支援者からの発言)
    請願署名など法案早期制定のための行動提起

==主催==
全国追い出し屋対策会議
連絡先 代々木総合法律事務所
弁護士 林 治・戸舘 圭之
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-42-4
TEL 03-3379―5211 FAX 03-3379-2840
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3軒長屋の借家の明渡し、立退き料家賃の50カ月分で和解

2011年10月07日 | 明渡しと地上げ問題
 足立区扇で三軒(現在両側解体)の一軒を賃借している堀さん(仮名)は5年前突然家主から家賃の受領を拒否され供託してきた。昨年暮れ、隣に住む男が訪ねてきて立退料50万円を提示したが断った。その後は何もなく今年4月に内容証明郵便で家主と直接明け渡しについて交渉を申入れた。しかし返事はなく、組合に相談し、6月組合員であり組合を通しての交渉を行うことを書面で申入れた。早速、家主から組合事務所での交渉に応じる返事が来た。交渉を重ね、9月に家賃50ヶ月分と猶予期間6ヶ月分の家賃免除で円満解決となった。(東京借地借家人新聞10月号より)


借地借家の賃貸トラブルのご相談は

東京多摩借地借家人組合まで

☎ 042(526)1094(土・日・祝日はお休み)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

更新料400万円請求、10年分割だと年5パーセントの利息で分割支払方式を地主が提起

2011年10月06日 | 契約更新と更新料
豊島区西巣鴨に住む白川さん(仮名)は祖父の代から借地している。先日、地代を持参したところ、地主から手紙と別紙で更新料の10年分割支払いの計算式の書類を手渡された。

手紙には「更新の時期なので更新料として坪当り15万円で約400万円を請求いたします。土地取引には慣習と地域性があり、前回お支払い頂いたように更新料が発生する習慣があります。他の借地人にも同様に更新料を頂いております。お支払方法については別紙のお支払い例を参考に10年以内にお支払いください」と記載されていた。しかも10年払いにするときには、実質年率5%で計算されていた。
とても払えきれないと思っていた白川さんは知り合いに相談したところ、この方が借地組合の組合員で、ただちに組合を紹介された。

早速、組合では、白川さんに更新料問題のパンフなどを見せながら更新料についての知識を高めるとともに組合に入会して、一緒になって頑張るように訴えたところ、「心配で不安でしたが、組合に入会して、支払う必要のない更新料は払わないで頑張りたい」と話し、入会した。

組合では白川さんと相談し、地主に対して「借地借家の組合に入会した。特段の約束事にない更新料は支払い義務がないという最高裁の昭和52年の判決を示し、支払わなければならない法的根拠を示してください。また、20年前のバブルの時期と変わりない金額を請求したことに関して、その算出根拠を示してください」という通知を出すことにした。

通知を出したのちに、地主に地代をもって行ったところ、受取りを拒否してきたので、今後は、地代を供託して頑張ることにした。(東京借地借家人新聞10月号)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

賃貸住宅管理業の登録制度、12月開始 国交省

2011年10月05日 | 最新情報
国土交通省は12月1日、賃貸住宅管理業の任意の登録制度をスタートする。同制度を規定する告示を9月30日に公布した。

 同登録制度は、家賃徴収業務や契約更新業務などを行う賃貸住宅管理業者や、住宅を借り上げて転貸するサブリース業を対象にした告示に基づく任意制度。登録事業者は事業者名が公表されると同時に、一定のルールが課される。このため登録事業者情報が、消費者の物件選択の判断材料などとして活用されることが期待されている。(住宅新報 9月30日)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

反貧困世直し大集会2011「震災があぶり出した貧困」

2011年10月04日 | 住まいの貧困に取り組むネットワーク
地震・津波・原発の複合災害は、たくさんの人たちを新たな生活苦に突き落としました。他方、避難所から出るに出られない状態で留まる人たちの中には、もともと生活の苦しかった人たちが少なくありません。

災害は万人に等しく降りかかります。しかしそのダメージには格差があります。“溜め”のない人たちはより深刻なダメージを受けざるを得ず、それは東日本大震災前の生活状態を引き継いでいます。

震災は、貧困を新たに「作りだす」と同時に、もともとあった貧困を「あぶり出す」。私たちは今回、あえて後者の側面に着目して恒例の10月集会を行いたいと思います。たくさんの方たちのご参加をお待ちしています。


【日時】2011年10月16日(日) 10:00~16:30
【場所】法政大学 市ヶ谷キャンパス 外濠(そとぼり)校舎
全体会…薩埵(さった)ホール(6階)
分科会…4階~6階の各教室
【アクセス】JR「市ヶ谷」駅・「飯田橋」駅徒歩10分、地下鉄「市ヶ谷」駅・「飯田橋」駅徒歩10分
地図:http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/index.html#toc02
【参加費】500円
【主催】「反貧困世直し大集会2011」実行委員会

【プログラム】  

10:00 開会

10:00~12:00 全体会1:リレートーク「被災者・被災地から」

*農家・漁師・失業者・障害者・生活保護受給者・県外避難者・高校中退者・・・、被災地から、または被災者として、震災が「あぶり出した」貧困の実相について語っていただきます。

12:00~12:45 昼休み

*会場内では飲食ができません。当日、受付で近隣の飲食店マップをお配りしますので、昼食は各自でお済ませください。

12:45~14:45 分科会

*労働、住まい、女性、保育、アディクション・・・、各種団体が多様な切り口から現代社会の課題を浮かび上がらせます。関心あるテーマをじっくり考えるもよし、さまざまなテーマをショッピングするもよし。

■雇用…シンポ「震災だからこそ ”まともな雇用”を日本標準に」(6F薩埵ホール)
■原発労働…貧困と原発労働を考える/書籍販売コーナー(405号室)
■教育…「お金がなくても学校行きたい」に応える社会へ(406号室)
■対談…原発震災 ~怒り、不安、悲しみのなかで生き抜くために~
雨宮処凛(作家・『週刊金曜日』編集委員)×森川すいめい(精神科医・NPO法人TENOHASHI代表)(407号室)
■住まい…被災地での住宅・住居支援(505号室)
■多文化…反貧困に民族の視点を!(401号室)
■官製ワーキングプア…なくそう!官製ワーキングプア(402号室)
■わかちあい…心の痛み・体のつらさ・アディクション・生活の苦しさ~みんなで話そう・わかちあい~(403号室)
■女性…女性スペース(404号室)
■女性非正規…廃案にさせない労働者派遣法改正!今こそ訴えたい、女性の非正規労働者問題!(502号室)
■精神障害…精神障害者の排除・隔離拘禁を問う(503号室)
■災害と女性…災害と女性達~アジア、アフリカ、日本の現状から~(601号室)
■保育…どうなる?障がい児保育と新保育制度(応益負担)(602号室)
■保育室/キッズスペース(603号室)

15:00~16:30 全体会2:シンポジウム「生きるために必要なこと」

*いま私たちが考え、取り組むべきことは何か。参加者全員で考えていきたいと思います。

<パネリスト>
竹信 三恵子(和光大学教授、元・朝日新聞)
宇都宮 健児(反貧困ネットワーク代表)
鈴木 浩(福島大学名誉教授、福島県復興ビジョン検討委員会座長)
中下 大樹(僧侶)
<コーディネーター>
湯浅 誠(反貧困ネットワーク事務局長)

16:30 閉会

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする