東京多摩借地借家人組合

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ブラック地主に対し「売らない、買わない、出ていかない」三ない運動を

2016年02月17日 | ブラック地主・ブラック家主
埼玉県さいたま市に住む山本さん(仮名)は、一昨年に旧地主から底地を買取ったという業者がやって来て「売るか買うかの二者択一」を迫ってきた。買う意思も売る意思もないというと業者は変身し、話し合いを行った喫茶店から怒鳴って出て行ってしまった。

 山本さんは組合に入会し、ブラック地主家主の被害者交流集会にも参加。昨年末一年分の集金に来るというので連絡したところ担当の社員が変更になったとの通知がポストに入っていた。新しい担当者に電話をすると「年末の忙しい時に集金などできるか、12月末に会社まで持参しろ」と言って一方的に電話を切った。

 組合と相談し、内容証明書で期限を切って集金に来るよう請求。期限を過ぎた場合は受領拒否とみなし、供託する旨を通知した。すると会社から「暴力団まがいの口調で恫喝された。弊社は貴殿を反社会的勢力とみなし、契約を解除する」と通知してきた。山本さんはこのようなブラック地主に対し「売らない・買わない・出ていかない」の三ない運動を提唱している。

(東京借地借家人新聞より)

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