マヂャール気質

2008-06-05 | Weblog
ブダペストのスーパーマーケットで買いものをする時は小銭を増やさないようなるべくコインを使うようにしている。
たとえば1561フォリントの会計に1560フォリントと2フォリント銅貨を差し出し1フォリントのお釣を期待してもレジのおばさんはレヂの引き出しにお金を入れ閉めたまま次のお客の精算をし始める。
1フォリント(0.68円)そこそこにクレイムをつけるつもりはさらさらないのだが出口に向かう前もう一度振り返るような事をしても
「1フォリントのお釣忘れていますよォ」などと手を振って笑顔でお釣を差し出してくれる事など決してありえないのだ。
三回も同じ事を経験すると文句を言わない限り1フォリントや2フォリント銅貨はおつりとしてくれないのだろうとひとりで納得する。
おそらく1フォリント足りなくても商品は売ってはもらえないだろうに。

ホテル内のビジネス新聞を読んでいるとハンガリー人に対する面白い分析があった。
ハンガリー人は回転ドアに入ると一つ前に入った人より 先に出てくる。
これは人より長けていることをいち早く押し出し自分がお前より上だということを主張し国際ビジネス界を生き抜いて行くということらしい。
そして見かけや文化は西洋的にもかかわらず東洋的な思考感覚でビジネス行動をするらしい。これはお隣のルーマニアのビジネスマンが分析しているのも興味深い。

やっぱりそうそう悪い天気が続くわけないよね今日は朝から青空は出てはいるが寒いんだね。
また一時でいいから夏になって。