やきもきして待っていたバレエダンサーの採寸表がようやくFedexから届いた、フランスの田舎までFedexは張り巡らされてはいないのだろうと思っていた、配達ヴァンはロゴの入っていないごく普通の車、パリからここまではローカルの会社が引き受けているのだろう。
サンフランシスコ-ロンドン間は三日ほどで届くがフランスの片田舎まではさらに三日かかることになった。
そうとはいえかなり信頼の出来るクーリエだ。
サンフランシスコバレエのダンサーもロイヤルバレエダンサーと同じような体躯だろうと想像しすでにいくつかの生地をカットしていたのだが背の高い人たちが多いのにすこしびっくりする。先日送った見本のチュチュと共にそれぞれの写真が付いていることはおおいに助かることだ。
そんな中に見覚えのある名前のダンサーがいた、彼女は数年前ロイヤルバレエでユフィちゃんと同時期にアペレンティスとして一シーズン踊り、いつ見ても印象深いとても良いダンサーだったと記憶する、どうやらロイヤルには受け入れられなくサンフランシスコバレエにプリンシパルとして受け入れられたようだ。
そんな彼女が新しい白鳥を踊ることになっている。ロイヤルに入っていたとしても彼女の才能ではいつかはトップになれるダンサーだとは思っていた。150センチと小さな白鳥だが大きく羽ばたいてもらいたい。