7月３１日 Ｓｕｄ Ｏｕｅｓｔ Ｆｒａｎｃｅ

7月３１日 Ｓｕｄ Ｏｕｅｓｔ Ｆｒａｎｃｅ

採寸ファイルが届いて以来できる限りの準備をしてきたが10日目ですべてをやりつくしてしまった、本来はボディスの生地を得てそれも裁断し縫製の準備をしたかったのだが無いものはしかたがない後はロンドンに帰ってするすべしかない。

隣のティエリーはこの夏休みを最大限利用して新しく出来上がりつつある納屋のメザナインの床を張り終えたいらしい。
床面積は広くはないのだが梁がゆがんでいたりしてカンナをかけ手間取っているらしい。

今までで一番暑かった日夕食に招待される。
いつも招待されてばかりで気が引けるがお茶の詰め合わせとワインを持参する。
娘のジルはブログで知り合った一つ年下のリセに通っている女友達との初対面でリヨン近くの彼女の家に招待され来週は二人でこちらにやって来るという。
ブログ、ブログ、ブログ、全世界ありとあらゆる年齢層の間で流行っているのだ。

彼らがここに引っ越してきたのは僕らが来る3年前の‘98年だった、当時一番端にあった鳥小屋を改造し親子三人暮らしていた、仕事のかたわら休みを利用して少しずつ母屋を改造し始め10年経った今ようやく終わろうとしている。
人の背丈もなかった木々が今ではその下でテーブルを敷き木陰で食事ができる程に成長しているのが当時の写真から見られる。
その分ピレネーの雄大な山々の視界がさえぎられ始めトップの伐採も考えなければならないという。