2010年のクリスマスはいつもと何ら変わりない時間と共に去っていった。
普段と変りのない朝食を終え曇りガラスの中からのぞき見ているようなどんよりとした空の下セントジェイムスズパークに出かけた。
普通の朝はそれなりに朝の早い観光客が出歩き始めにぎわっているバッキンガムパレス界隈だが人は数えるほどしかいない。
いつもすれ違うドッグヲーカーと手短な会話をかわし公園を一周りして雲の垂れ込めたクリスマスの街の朝を後にした。
我が家のクリスマスランチは11時頃から始まりオムレツにスモークドサーモンを加えたものと一本のシャンペンをオレンジジュースにまぜていただく。
これが以外と気分をしゃきっりとさせられる特攻薬でもある。
そしてディナーが始まる6時頃までおなかをこなしまたもやフィーストが始まり食べ続けるのである。
とはいえリッチなクリスマスフードはたいした量を食べられるわけでもなく先に作ったクリスマスプディングとスイートワインで締めくくられた。
ボクシングデイの翌日は前日とはうってかわった青空に誘われハムステッドヒースに出かけてみた。
ほんの少し小高い場所とは言え全面いまだに雪で被われているのにはビックリする。
日中の気温があがらないせいもあるのだろうか池も凍りつきオープンスペイスはさながらスキー場のようだ。