Rennes-le-Chateau

2012-03-11 | Weblog

 

 

 

 

 

今から100年ほど前この村のカリスマ的な牧師が教会の墓に埋葬されました。

その後半世紀程の間この牧師が握っていた秘密は彼の死と共に葬られていたのです。

ところが1950年代に入りこのまずしい牧師の給与からは説明できない程の大金の出納やこの教会を取り巻くミステリアスな事実が出版報道されました。

1960年代に入りフランス人とベルギー人の冒険家がその事実に興味を持ち始めニセのドキュメントを作ったりおひれを付け人々に興味をもたせエスカレートさせていったのです。

それに便乗し英国のBBCがドキュメンタリー番組を報道するなどこの村の膨大な秘密はヨーロッパ中に広まっていきました。

そしてさまざまな事実や憶測が蔓延し財宝探しからイエスキリストの末裔探しにまで発展し

最近ではダンブラウンのダヴィンチコードやケイトモスのラビリンスといったベストセラーの本まで出版されこの小さな村はまたもや人目をあびることになったのです。

 

人口は100人に満たない山の頂に鎮座する小さな村ですがここに登ったと同時に広がるパノラミックヴュウはフランスにたくさんあるヒルトップヴィレッヂの中でも理屈なしに凄まじい自然の醍醐味が感じられる場所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

http://www.rlcresearch.com/

 

 


温泉めぐり

2012-03-09 | Weblog

 




相棒の誕生日を祝って温泉街めぐりをしてきました。

フランスの南西部にも日本のものとは全く違うが温泉があちらこちらにあります。

まず硫黄の臭いはしないし湯気があちこちから立ちのぼっているわけでもないので温泉といえるか定かではありませんが

thermal という名称から体には何か良い効果があるのでしょう。

僕は温泉や銭湯で長湯はできないたちなのでこれといって温泉に未練はありません。

Aude 川をピレネー方面に上がっていくと幾つか -les-bains という名前のついた町や村を地図で見ることができます。

さぞかしシーズン時期はたくさんの温泉客でいっぱいになることでしょうが

今の時期はどこもシャッターが閉ざされ山奥であることもかさなり人通りは全くありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              

             Alet-les-Bains

 

 

 

 

 Rennes-les-Bains

 

 

 

 

 


ひっそりとした田舎生活

2012-03-08 | Weblog





ようやく畑の中の一軒家の生活がなじんできたところです。

田舎生活で毎朝の日課は火をおこすこと、なれてくるとこの火起こしも煙をださずすぐに大きな火になり朝の寒さも暖和され一日の始まりです。

暖かい期間は無用の長物、夏の間集めておいた枯れ枝の束がとても重宝しています。

時間ができパンを焼くことを考えていたのですがどこのパン屋のパンもはずれが少なくわざわざ自分で焼く気持ちにはなりません。

持って来たシャツ用やジャケットの生地も残り少なくなりどこかで仕入ないことには長い一日を消化できません。











もう一つの到着

2012-03-04 | Weblog

 




朝晩は体の芯から寒いということもなく少しずつ暖かくなってきています。

 

サンフランシスコに送ったチュチュが無事に届いたそうだ、この一週間というものもしこの衣装が行方不明になったりしたらなどあれこれ心配でした。

万が一衣装がなくなった場合僕に責任はないけれどいい思いはしないだろうしバレエの公演もだいなしになったであろうことを思うと一安心です。

あとは現地でのまとめを待つばかり。

 

フランスにやって来る直前に作った大きなチュチュがパリコレで発表されヴォーグUKから見ることができます。

最後のマリエです。

白と黒の短いチュチュの上にグレイと黒の長いトレインがついています、時間がなくいろんな物を組み合わせたような感じもしますが

毎回50数点もの新しい洋服を発表するのはかなりたいへんなことなのでしょう、幾つかのバレエコスチューム的な物もあり今回は

イギリス国旗をアレンヂしたプリント柄が特徴だそうです。

http://www.vogue.co.uk/fashion/autumn-winter-2012/ready-to-wear/vivienne-westwood/full-length-photos/page/4# 
 

緩やかな生活

2012-03-02 | Weblog

 

 

 

 

 

ロンドンの喧騒を離れはるばる南西フランスにたどり着きました。

ロンドンとは違う暖かな陽射しがうれしいです。

それでもまだ朝晩は真冬並みの寒さの温度に下降し暖房は欠かせません。

今年の冬はマイナス15度まで達したらしく水道管のジョイントがはずれ元栓をひねったとたんに

水があふれだし一晩目は水なし生活となったのでした。

この先どうなることか心配ではあったが翌朝はやくからビルダーのRがやってきてくれいとも簡単に解決して穏やかな田舎生活の始まりとなったのです。