ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

いつでも燃えて生きたい (1) 

2017-10-06 02:29:54 | エッセー
20歳で大家族の長男の夫と結婚し、意地悪された訳ではなかったが、あまり
にも違う家庭環境の中で、天真爛漫な性格だったが、かなり自分を抑圧した。
 そのため、あまり神経がタフではなかった私は、その頃にはまだなかった
言葉「心身症」になり、小児科と精神科以外のすべての科に通った。
 それから夫の理解を得て、子育てをしながらソシアルダンス教師として社会に
出てから人生は変わった。商家の主婦だった私が外に出るためには、大変な勇気と
努力が必要だったが、それからの私はあまり家族の批判的な目を気にしなくなった。
 すると、長年抑えていたエネルギーが一気に爆発したかのような状態になった。

 それから家庭を守りながら、興味を持ったことはすべて勉強した。
いつも走っているような忙しい毎日だったが、まだ若かったので、まったく疲れず
どんなに忙しくても、食事だけは決して手抜きはしなかった。
 新宿、渋谷まで15分、小田急線の梅ヶ丘駅前に住む、その地の利の良さもそれ
に拍車をかけ、それからの私はまるで魚が水を得たように、自由になった。
 興味を持ったことはすべて学習し、それが現在に続いているため、仕事のフィールド
が広がった。現在は「脳科学」と言われるようになったが、私が勉強した昔は「大脳生理学」
と言った。それを学んだ30代に、大脳の持つ計り知れない能力に驚嘆した。
 大脳については色々な本は読んでいるので、それなりの知識はあるが、最新情報が
学びたくて朝日カルチャーから案内書を取り寄せた。
 すると、その中に今輝いている脳科学者の講座があり、今夜からまたその勉強を
するので、私は今ワクワクしていて、また夜中に起きてしまった。
コメント
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