ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

新しいことを知る高揚感と嬉しさ

2017-10-11 07:40:59 | エッセー
 成城ホールで行われたシニアスクールの講座は、日大教授関根智子先生の
「GISで見る世田谷」だった。GISとは一体何を意味するのかすら知ら
なかったが、「地表面の位置、分類図エトセトラ」私は今まで知らない世界を
知って驚くと同時に、恐ろしくなった。いつの間にか全ての情報が知られている
現実。それが現代社会なのだ。時代は恐ろしいように素早く変遷しているが
高齢になっても、新しい知識を得られることの素晴らしさに、私はちょっと感動
した。ときにはあくびを噛みしめるような講座もあるが、でも、その講演はとて
も有益で楽しかった。参加者は300人以上、今日は居眠りしている人もいない
ようで、みんな興味深く聴いていたのは、ほとんどの人は初めて知った「GIS」
だったのだろう。

※ 夫が見てゲラゲラ笑った、「能里子印ふりかけ材料」の小松菜干し

 東京都で最も人口が多い世田谷なのに、まだどんどん人口が増えているそう
だが、昔と比べても梅ヶ丘も賑やかになったし、乗降客も若い人がとても多い。
 警察、税務署など公共機関が多く学校も多いし、大きな公園もあり環境もよく
都心へもとても近いし、住宅街なので比較的静かだ。
 結婚してからずっと世田谷梅丘に住む私。さっき「あなたと結婚して本当に
良かった」と言ったら、夫はやっぱり嬉しそうだったが、実はそうして私は
認知症の夫の機嫌を良くさせて、コントロールしているのは確か。
 「彼を絶対怒らせない」これが、認知症の夫に対するプロ意識だから。
今日はクラスメート達との一泊旅行で、ちょっとウキウキしている。
コメント
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