ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

都立松沢病院へ通って8年目

2017-10-19 04:51:30 | エッセー
 今日は夫が通っている「都立松沢病院」の定期的な診察の日だった。
今日は久し振りに晴れ渡った良いお天気だったので、世田谷線の山下駅まで歩いた。
 夫は背中に手を組んで歩いていたので、「それはお年寄り歩きよ、ヒールボールで」
と言うと、私が思わずダンス用語で言ったら、とたんに姿勢が良くなったが、歩き方は
随分遅くなった。認知症と診断され定期的に松沢病院へ通ってから、早や7年半以上過ぎた。
 主治医の先生は認知症の専門医だが、とてもやさしい方だ。
 夫も3カ月に一度位先生にお目にかかるのは、精神状態に効き目があるようだ。

 

 新しい病棟になってからもう何年経つか分からないが、広く天井が高いロビーは
明るく癒される空間だと感じる。広大な敷地には樹木も沢山あり、まるで公園の
ようにキレイで、明るくステキな病院だ。現在は精神科だけではなく、いろいろ
な科があるが、やはり有名な精神科が主体らしい。
 私も以前MRIを撮ったり、物忘れが多くなったし、後学のためにもと認知症の
検査をしたことがあった。ほとんどの人は付き添いがついているが、いつも満員なのに
今日は比較的空いていた。でも予約をしていたのに、診療の時間ががずれ込んだのか
ほぼ一時間以上待たされた。
 
 

帰りは出入口までゆっくり歩いたが、とても大きな樹木も何本かあり、お天気
が良いせいかひときわ美しく感じた。これから一体何年、この病院のお世話に
なるか分からないが、ここに来ると何故か気持が落ち着くのが、とても不思議だ。



※今日から旅行に行きますので、3日間お休みいたしますが、良かったら今まで投稿した
文をお読みくださいね。今朝はとても寒いですよ。皆様厚着でお出かけを、お風邪にご用心!
コメント
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