ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

80歳代老夫婦が元気な食生活

2018-05-01 06:38:38 | エッセー
 夫は狭心症と認知症の治療薬を長年飲んでいる。でも私達老夫婦は予防注射をせ
ずに、おそらく15年以上風邪らしい風邪をひかず、無論熱を出したことはない。
また私は、膝が痛くなったり、怪我をしたりしても、回復能力はバツグンに早く
いつも自分でも驚いている。私達はもともと健康ではあるが、それは多分、毎日の
食生活のお陰だと認識しているのでご紹介したが、こんな手間がかかることが
できるのは、時間があるからこそできるのかも知れない。
でも、お付き合い以外の外食はしないのは、料理好きでもあるが、外食でバランス
を摂るのはとても難しいからだ。ついでだからお話するが、自営業で3食とも家で
食べた夫は、結婚以来お付き合い以外の外食はたったの一度もしたことはない。
 たとえ私は海外へ行っても、献立をつくり家政婦さんに頼んで作ってもらい、食べて
いたからだ。


毎日野菜中心 毎日7種類を意識して食べている。 
◆根菜(大根、ニンジン、ゴボウなど)
◆緑黄色野菜(小松菜、ホウレンソウ、ニラなど)
◆キノコ類(エリンギ、シイタケ、なめこなど)シイタケは安い時に沢山買い
必ず日光で干して半生状態で冷凍保存し、解凍してから使う。
 その理由=ビタミンDが増える、食感が良くなる、冷凍すると体積が増えるため
胞子が爆発するので、その栄養を効率よく摂れる。
◆白色野菜 生で食べられるもの、(きゅうり、レタス、白菜など。)
◆イモ類 (ことに長芋は栄養的に良い。ジャガイモ、サトイモなど)
   玉ねぎ、ネギは大好きでいろいろ使うので摂取量が多い。
  ◆タンパク質はしっかり摂る。
肉、魚、卵、豆類 乳製品など、一日4種類は必ず食べる。

出来合いのお弁当、お惣菜などはほとんど食べない。
料理の味付け、例えばマーボー豆腐の素など、インスタントのものは使わない
カレールー、シチューの素、めんつゆなどは使う。発酵食品の味噌は毎日必ず摂る。
みそ汁がなければ味噌炒め、あえ物など。また料理にはよくお酒を使うが、料理酒
(添加物が多い)ではなく、日本酒を使う。
天日で干した「自家製ふりかけ」をつくり、必ずご飯にかける。
 味噌汁の出しは、厚切りかつお節と煮干し(頭と内臓を取りのぞく)を粉末にし
それを入れるが、そのまま飲むので、カルシウムの吸収率が良いと思う。

今日のお昼 二人分
 いり豆腐(豆腐1丁、卵1個)
 野菜炒め (とうみょう2把、エリンギ2本、ひき肉炒め)
  味付けいつもと違う味にしたくて、(みそ、しょうゆ,おろしにんにく,砂糖
 トーバンジャン、をお酒で溶いておろし際に絡めた)とても美味しかった。
 味噌汁 (わかめ、ネギ)
タンパク質類 豆腐 ひき肉、たまご (3種類)
野菜類 とうみょう、エリンギ、玉ねぎ、ネギ(4種類)
自家製ふりかけ (小女子、とろろこぶ、ゴマ、)すべて粉末、あまり美味しくないので
一工夫する予定。自家製はりはり漬け(美味しかったので後日ご紹介予定)

※今日作ったひき肉と玉ねぎの常備菜
  ひき肉は一度に沢山買って、玉ねぎと一緒に炒めると、日持ちするので
まとめて作り、チャーハン、野菜炒め、オムレツ、春巻き、サラダなどに利用。
 私が「食」にこだわるのは、栄養的だけではなく、出来合いのものには沢山の
食品添加物が含まれていることを、30年以上前から学習しているからだ。
二人に一人がガンになる時代と言われる現代、それは毎日必ず食べる食生活が
大きな原因であることは確かだ。ささやかでも、せめて家で手づくりして、その
弊害を避けたいと思う気持ちが強いが、多分私達は「ガンだけには絶対にならない」
と思っている。高齢になると「食事の支度が面倒くさい」と言う人も多いが
食事は命の元だけではなく、癒しになる要素も大変多い。
 これからも元気な限り、こんな食生活を続けていくつもりなので、私の毎日は
とても忙しい。でも夫が「美味しい」「いつも幸せだね」と、嬉しそうに晩酌
する姿を見ると、やっぱり張り切らざるを得ない。
 私にジルバを教えて欲しいと言うお医者さんに「もし生まれ変われたら、お料理
研究科と、翻訳家になりたい」と言ったら「ダンスはどうするの?」と言われた
ことを突然思い出した。今日も良いお天気、さてお昼は何を作ろうかしら?
コメント
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