昨年は11月にペットがあの世へ旅立ち、とても年賀状など出す気がしなかった
ため、友人達には断ったけれど、いつも頂いている方々には、とうとう出さなかった。
すでに20年以上年賀状だけの方が多く、また読者で一度もお目にかからない方、また
カウンセリングをした方からのお便りもあり、相当頂いていたが、すべてその方々に
毎年出していた。頂いた主な方々には、お礼と近況報告を兼ねてお便りを差し上げた。
そして今年はそのすべての方々に、11月に年賀状のお礼と、年頭のご挨拶の卒業と
近況のお便りを発送した。
そのため今年の年賀状はぐっと減ったが、それに対して親しかった方からは、丁寧な
お便りを頂いたり、「あなたのファイトと情熱に脱帽です」「これからもあなたの詩
を歌い続けて下さい」などのメールを頂いた。同世代なので、やはり年賀状は止める
つもりだったようだ。出版社の編集者からの年賀状も何通か頂いたが、それはまたとて
も嬉しかった。元旦に沢山頂く年賀状を1枚づつ見るのは、とても楽しかったが、年末
にはこちらからも、その発送をしなければならない。だんだんそれが負担になってきた
今までの経験では、75歳頃から年賀状を止める人が多くなるようだ。
年齢が増すごとに、と共に少しずつ何かをカットして行く、これもまた人生の
道かも知れないと思っている。