ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

長年の年賀状を終わりにして

2020-01-25 08:50:49 | エッセー

 昨年は11月にペットがあの世へ旅立ち、とても年賀状など出す気がしなかった

ため、友人達には断ったけれど、いつも頂いている方々には、とうとう出さなかった。

すでに20年以上年賀状だけの方が多く、また読者で一度もお目にかからない方、また

カウンセリングをした方からのお便りもあり、相当頂いていたが、すべてその方々に

毎年出していた。頂いた主な方々には、お礼と近況報告を兼ねてお便りを差し上げた。

 そして今年はそのすべての方々に、11月に年賀状のお礼と、年頭のご挨拶の卒業と

近況のお便りを発送した。

そのため今年の年賀状はぐっと減ったが、それに対して親しかった方からは、丁寧な

お便りを頂いたり、「あなたのファイトと情熱に脱帽です」「これからもあなたの詩

を歌い続けて下さい」などのメールを頂いた。同世代なので、やはり年賀状は止める

つもりだったようだ。出版社の編集者からの年賀状も何通か頂いたが、それはまたとて

も嬉しかった。元旦に沢山頂く年賀状を1枚づつ見るのは、とても楽しかったが、年末

にはこちらからも、その発送をしなければならない。だんだんそれが負担になってきた

今までの経験では、75歳頃から年賀状を止める人が多くなるようだ。

 年齢が増すごとに、と共に少しずつ何かをカットして行く、これもまた人生の

道かも知れないと思っている。

 

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