ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

何歳になってもある程度ファッショナブルでいたい

2020-01-26 09:40:42 | エッセー

 高齢になると「沢山あるから、もう着るものは一切買わない」とか「今さら

おしゃれしても・・・」などのタイプも多くなる。でも、私はそうは思わない。

 何故なら「人間が古いから、古いものばかリ着ていると、気持ちも弾まないし

ますます古びて見える」と思う。どんな高価なものでも、私はほとんど処分した。

 猫の目のように変わるファッションを追うつもりはないが、あまりアナクロは嫌だ。

そう高いものは買わないが、適度に新しいものを買う。

そんな私をいつもさりげなく観察している人は、ある日濃いピンク系のシャーリ

ングの効いた細いパンツを履いていたらこう言った。「相当勇気いるわよね」と。

              

皮肉かほめ言葉が知らないが、私が何を着ていても、誰にも迷惑はかけないと思う。

今年の新年会は2度あったが、やはり改めて出かける時は、必ずドレスリハーサルをする。

 前日に決めて置かないと迷うからで、アクセサリー、コート、シューズなど大きな

鏡の前で全身を見て、それらを揃えて置く。そして、必ず夫にチェックして貰うのは

長年の習慣だ。夫が「それ可笑しいよ」と言わなければ、私は平気だが、ことに沢山ある

アクセサリーを選ぶのが大変だが、それはとても楽しい作業だ。

 誰に見せる訳ではなく、自分が楽しいからと、言葉には出さなくても、夫はそんな私が

好きだからだ。いくら年齢を重ねても、ある程度はファツショナブルでいたいから。

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