ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

「認知症高齢者の家族の会」に出席し感じたこと

2020-02-20 08:24:44 | エッセー

 これは世田谷区の行政で定期的に開く会だが、今回のテーマは「認知症対応型デイ

サービスを知っていますか?」というテーマだった。男性二人を含めて10名位の

参加者だったが、世田谷区の福祉関係の人も多く、会場はいっぱいだった。

 世田谷区は福祉が充実していて、そのため他の地域から移動して来る人も多い

と聞いたが、その新しくできた認知症対応のきめ細かな対応は、素晴らしいと思った。

※世界らん展で嬉しそうな夫

 夫は「東京リハビリテーションセンター世田谷」の半日デイケアセンターに通って

いたが、広大な同じ建物内に「認知症専門のデイホームができた」と、ケアマネ

に知らされた。そのためすぐにそこに入所したが、通ってから二日目に夫の息切れを

発見された。そのためすぐにホームドクターの診察を受け、以前何度も入院治療した

大学病院へ行き、幸運にもすぐに処置を受けられ、お陰様で元気になれたのだ。

 そのため私は感謝しているし、認知症の人のためには大変良いのではと話した。

 

記憶ができないため、大学病院で診察を受けても「どこも異常がありません」と先生

に答えた。傍についていた私は、先生にその具体的な状態を訴えた、すると先生の

態度は変化なさった。すぐに院内の何か所かに電話し、また夫の体力があったためや

いろいろな幸運が重なって、即入院出来早急にカテーテル手術を受けられたのだ。

 認知症の家族は、その健康管理に相当注意しなければならないと、改めて痛感したが

参加者の話を聞くと本当にお気の毒だと思う。私は心身両面のプロとして、今年

認知症10年目に入った夫を、介護しながら絶えずきめ細かく見守り、長生きして

欲しいと思っている。今朝も二人でゲラゲラ笑いながら、しばらく前から習慣に

なった「嚥下障害予防体操」をやった。

 

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