これは世田谷区の行政で定期的に開く会だが、今回のテーマは「認知症対応型デイ
サービスを知っていますか?」というテーマだった。男性二人を含めて10名位の
参加者だったが、世田谷区の福祉関係の人も多く、会場はいっぱいだった。
世田谷区は福祉が充実していて、そのため他の地域から移動して来る人も多い
と聞いたが、その新しくできた認知症対応のきめ細かな対応は、素晴らしいと思った。
※世界らん展で嬉しそうな夫
夫は「東京リハビリテーションセンター世田谷」の半日デイケアセンターに通って
いたが、広大な同じ建物内に「認知症専門のデイホームができた」と、ケアマネ
に知らされた。そのためすぐにそこに入所したが、通ってから二日目に夫の息切れを
発見された。そのためすぐにホームドクターの診察を受け、以前何度も入院治療した
大学病院へ行き、幸運にもすぐに処置を受けられ、お陰様で元気になれたのだ。
そのため私は感謝しているし、認知症の人のためには大変良いのではと話した。
記憶ができないため、大学病院で診察を受けても「どこも異常がありません」と先生
に答えた。傍についていた私は、先生にその具体的な状態を訴えた、すると先生の
態度は変化なさった。すぐに院内の何か所かに電話し、また夫の体力があったためや
いろいろな幸運が重なって、即入院出来早急にカテーテル手術を受けられたのだ。
認知症の家族は、その健康管理に相当注意しなければならないと、改めて痛感したが
参加者の話を聞くと本当にお気の毒だと思う。私は心身両面のプロとして、今年
認知症10年目に入った夫を、介護しながら絶えずきめ細かく見守り、長生きして
欲しいと思っている。今朝も二人でゲラゲラ笑いながら、しばらく前から習慣に
なった「嚥下障害予防体操」をやった。