なんと言っても若さの第一印象はお顔です。まだ表情筋と言う言葉もない
頃色々アンテナを張り、初めて知ったのが、アメリカの俳優さん達が顔の老化防止に
やっている「ロルフィング」という方法でした。一度問い合わせたのですが、あまり
気が進まず結局行きませんでした。次に知ったのは、それは顔を直接刺激する、やはり
アメリカの方法でした。そこは麻布で個人指導で2時間、1レッスンが二時間でした。
顔だけの刺激はとても痛くなるほどで、また大変難しく、しかも高価でしたが
勉強のためとしばらく通いました。
※顔の老化度
それらの学習を元に、もっとやさしく、誰にでもできるようにと、私なりに工夫
して自分のヨーガ教室の準備体操の一部に加えました。その方法は生徒さん達にも
大好評でした。そレからしばらくして、だんだんお顔の老化を防ぐ色々な方法が
出てきて、テレビなどでも紹介されるようになりましたが、顔の老化を防ぐ指導を
したのは、私はかなり早いのではと記憶しております。
※そのため「これは画期的」とこんな本も出しました。扶桑社
初めは顔そのものの刺激でしたが、顔は頭を含めて一つの球体であることに気
づき、また表面だけの刺激で若さをキープできるのは、せいぜい60歳までと気づ
きました。そのため、現在私が行って、また指導しているのは・・・
1)感覚的な刺激(目、鼻、耳、口腔内)
2)骨格な刺激 (頭蓋骨、頬骨、顎骨など)
3)リンパ系の刺激です。
長年いろいろ続けたお蔭か、75歳の時に目じりのシワが薄くなったことに
驚き、「こんな高齢になっても、まだ変われるのだ」と、大変感動しました。
それ以来努力の大切さを実感して、今でもほとんど毎日くりかえしています。
でも、お顔だけではなく、頭、首、耳、鼻、目、デコルテなど刺激することは
見た目の若さを保つだけではなく、全身の健康にも大きく役立ち大変効果的です。
それらについても、順次ご紹介するつもりです。
私の実体験では「たとえ高齢になっても、若さと健康を保つ」ためには、「まだ
若いと感じるけど実は向老期」に入る、4・50歳位から行うのがベスト」だと思います。