☆ 心の中で「勝ち負けをつける心のクセ」がある方に
どんなことでも他人と自分と比較して、勝ったとか、負けたとか、自分が優れている
相手が劣っているなど、口惜しがったり、喜んだりする人もいるようです
それはもしかしたら、自信がないからかも知れませんが、私は「エネルギーの無駄遣い」
ではないかと感じます。いつもそんな気持ちでいると、自分には何も関りがないのに
精神状態は、絶えず不安定になるからです。また、必要以上に他人の目を意識するのも
同様ですが、たった一度の人生ですので「自分を中心」に生きては如何でしょうか?
とは言っても、自分勝手な行動をするということではありません。
自分の気持ちに正直に、かつ他人とも協調したり、共感できることが、敵をつくらず
円滑な人間関係を構築することだと思います。でも、生まれつき競争心や攻撃心が
強い性格もありますので、それをコントロールするのは、とても大変なことです。
もしもそんなタイプの方は、こんな風に気持ちを割り切るようにしては如何でしょうか?
それは「自分は自分、他人は他人だから何があっても気にしない」こと。
でも、これはそんなタイプの人にとっては、とても至難な業かも知れません。
心理カウンセラーとして私がお勧めしたいのは、「他人のことで、自分が左右される
のはすごーく損だから、自分が持てる心のエネルギーは、自分だけのために使うことに
しよう」と割り切ることをお勧め致します。何故なら、あまり関係のない他人のことで
イライラしたり、落ち込んだりするのは、大変大きな損だからです。
競技の世界は別格として、ある程度の競争心は自分を向上するためには役立つかも
知れませんが、でも、嫉妬心は「いつも心の中にメラメラと青い火が燃えているような
状態」で、決してプラス方向にはならないと私は思います。
年代の相違、時代的な背景に関わらず、これは未来永劫に続く心のクセではないで
しょうか。一言で申し上げるとそう割り切ることは「心の中の風通しを良くすること」
で、「自分の心のエネルギーは、大切な自分自身のために消費する」ことにしては
如何でしょうか!!