ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

世界心理治療学会で発表した小池能里子のアドバイス

2023-11-21 10:31:33 | エッセー
 ★心の心のエネルギーを今全力集中
 こころはエネルギーそのものですが、そのエネルギーを、いつでもフル
に使えれば、すべて(仕事 勉強 人間関係 目標や願望など)かなり
効率よくなります。それは一言で申し上げれば、「今現在に生きること」
年齢によってその長短はありますが、私達には今まで生きてきた歴史が
あります。それがどんな成功体験も、また失敗なども、過ぎてしまった
ことは、変える事は絶対にできません。

 極端な言い方をすると、「過去は無いに等しい」と考えることもできる
のです。過去も現在も、そして未来もすべて地続きで、まったく切り離す
ことはできませんが、もっとも重要なのは現在なのです。
 もしも心に百パーセントの力があるとすると、そのもてる力を目いっぱい
使えるのは「今現在に全力投球をしている」ことなのです。
「もしも自分の観念で、過去、現在、そして未来を十分割したとしたら
あなたはどんな比率で分けられるでしょうか」これはカウンセリングルーム
でご指導中の方によく質問しました。最も多いのが実は過去なのです。
 信じられないようですが「過去が六、現在が二、未来が二」こんな比率
で答える方がいるのです。これでは幸せになるはずはないと私は思います。

 私は昔初めて日本に入ってきた心理療法の一つ、アメリカの
「ゲシュタルト療法」を、東大病院分院の一室で約10か月間研修した
ことがありました。そのメンバーは東大教授二人、医師、心理カウンセラー、ケースワーカーなど10数名でした。アメリカ人女性講師から学習しま
したが、そのセオリーは「今ここに」でした。個人ワーク受けると男性も
号泣するほどダイナミックで、無論私も大泣きしました。
 そのテープは個人ワークを受けた全員が頂きましたが、私も大切に
取ってあります。
 
価値観が大きく変わった「ゲシュタルトのワークショップ」のため私は
「今を抱きしめたい」ほど大切です。そのため、生きて行くのが楽になり
また、カウンセリングルームの指導法に加えました。
 そして、辛い事などに直面したときには「これがいつまで続く訳では
なく、通り過ぎていくのだ」と思えるようになったことも大きな収穫でした。 そのため私は、今を生きてます。
★その頃直接ご教示頂いた教授 、東大、日本医科大、同志社大学の先生方。
コメント
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