ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

努力の結果は必ず報われる

2023-10-03 02:04:02 | エッセー
 昔大スターだった男性が広告紙面に掲載されていて、大変ハンサムな
人だったが、信じられないほど顔が変わっていてびっくり、これが年齢を
重ねることなのだ。「美しく年を重ねる」と昔から言うが、それは至難の
業に等しい。自然のままにしていたら、年齢なりに老化するのは当然だ。
 芸能人は整形している人が多く、信じられないほど見た目は若く美しい。
先日テレビで見て、若々しく美しい高齢のスターを観察したら、話す口元
にとても違和感があり、同時に出演している人の口元と比べると大変
不自然だと思った。

 私は長年自分の年齢をたたき台にして研究し、いろいろ工夫しているが
最も驚いたのは、あるリンパ系セミナーを受けた。その時顔の老化防止も
学習し、それをしばらく続けた。すると何と「75歳の私の目じりのシワ
が薄くなった」ことだった。高齢でも努力すればしわが薄くなるのだと
大感動したが、それは今でも継続している。大分以前のことだが、久しぶり
に友人に会ったら「やった?!」と聞かれたが、人工的な施術は受けた
ことは一切ない。40代後半から顔の老化を感じ、まだその頃は顔の老化を
防ぐ方法などなかった。書店を周りそれらしき本に出合ったのが、アメリカ
の顔の老化を防ぐ「ロルフィング」だった。

 それからいろいろとアンテナを張り、顔の老化を防ぐ方法を指導する
ところを麻布で見つけた。大変高価だったが、個人指導で2時間、顔がくた
くたに疲れて痛くなった記憶は忘れない。さらにそれからも色々研鑽し
多分まだほとんど知られていない「表情筋トレーナー」になり、その方法
をヨーガ教室の準備体操に加え好評だった。それを執筆依頼に来たある編集者
に話したことがきっかけで、心理的なケアと合わせて出たのがこの本だった。

 87歳の今でも同世代の人と比べると、シワや、シミも、たるみも少なく
顔も小さくなったと思う。でも、顔だけ多少若く見えても、首、手、声
姿勢、歩き方、声などで年齢はある程度分かるはず。
 決して美しくはなれないが「カッコいい高齢者」になるため、私は毎日
楽しく努力を続けていて、それもまた「生きがい」の一つになっている。



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