ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

年齢を重ねるときめき

2021-11-18 08:36:14 | エッセー

 齢をとるのはネガティブなことばかりではない、そのため私は「エイジポジティブ研究家」

と名乗った。サミエル・ウルマンの「青春」のように、私は心は齢をとらない、そのため

時折悩んだり、苦しんだりしたが,、今朝突然「これも私のパーソナリティだ」と

吹っ切れた。私には89歳の夫と、86歳の自分の生きた実験台がある。

 毎日いろいろ考え工夫して対応をしているが、それらは顕著に実感している、と思ったら

また急に元気になった。

 ダンス教師、ヨーガ指導者(インドのアシュラムよりヨーガ指導者ネーム授与)

心理カウンセラー(世界心理治療学会で発表)ヒーラー(自分を癒すセルフヒーリング

創案)著書43冊、その他雑学的だけれど、表情筋、ウオーキング、ヴォイスその他

色々な指導歴もある。そんな経験を元にして、私にしかできないさまざまな指導も

また発信できる。

 生きている限り燃えて行きたい、その実験台の夫は色々な病気がありながら、すでに

10年間は長生きしているのはその証明かもしれない。それはさまざまな雑学的な知識

がある日頃の対応だと実感している。さらに「男性の平均寿命より10年間以上長生き

して欲しい」なんて欲張っている、こんな発想をする人はおそらくいないだろう。

 耳、目、鼻、口腔、全身との対話、毎日私がくり返している「オリジナルトレーニング」

そのため私は健康なのだ。「よし!これからも楽しくガンバロウ!」と思い、また

心に火がついた今朝だった。

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二人の歴史 

2021-11-17 10:45:39 | エッセー

今日は結婚66年目の記念日でした。89歳と86歳のオールドカップルの私達が

今でも毎晩晩酌できる。こんな老夫婦いるでしょうか?

 二人共ほぼ結婚相手が決まっていたとき知り合った私達、夫は私と会った次の日に

恋人に別れを告げました。これも運命でしょうか、そして今日はその結婚記念日でし

たが、認知症の夫はあまり理解できないようです。波長が合うのか、同じ価値観のた

めかほとんど喧嘩したことがない結婚生活でした。最近認知症が進行していると感じます。

 家にいると寝てばかりいるので、「羽根木公園へ散歩に行こう」と誘ったら断られ

ました。

「今日は結婚記念日だからご馳走するから、これからスーパーへ行くの、一緒に行って

くれる」と聞いたら、「いいよ」とついてきてくれました。その近くの遊歩道を歩き写真

を撮りました。そのスーパーで買い物をしていたら、一番弟子のT子さんに偶然会い

ったら、彼女は言いました。「私こんな格好なのに、先生達はおしゃれしている」と。

 別にオシャレはしていませんが、いつもカッコいいスタイルでと心がけていますが

時折褒められることがあります。そう長くない命ですので、私は夫を幸せな状態をできる

だけ沢山感じて欲しいと思っていますが、最近私も体力的に疲れを感じます。

 

 でも、先日二回続けて電車で新宿まで立って、何も掴まらずにバランスをとれる私ですから

きっとまだ大丈夫でしょう。商人の妻でありながら、私を認め干渉せず見守ってくれた

お蔭で色々な指導者になれましたし、また世界中に羽ばたかせてくれた私には大甘な夫でした。

 できあいのお総菜など滅多に買わないけど、夫の欲しいものを全部買いました。

また、物凄く太くて美味しそうなアスパラガスを見つけ、何種類か大皿に盛り付けて

二人で結婚記念日の乾杯をした幸せな私達です。

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これからどうなるのだろう?

2021-11-16 11:13:33 | エッセー

感覚的にはまだ11月は秋だと思うが、テレビなどでは冬が来た、と連発している

ようだ。今人々の服装はさまざまで、昨日電車の中で観察していたが、暖かったが

毛皮のようなストールをしていたり、厚い真冬に着るようなコートを着ている人も

いた。私はチュニックに薄いコートを羽織って出かけたが、薄い上着を着ている人

が多かった。池袋では半袖の学生らしい集団が乗ってきたが、年齢によっても

随分違うようだ。

あんなに暑がりだった夫は、最近よく寒いと言って、窓や戸の閉めたがるのは

やはり加齢現象だと思う。私は夜中に寒くて目が覚めたが、何と窓が3分の1開い

ていた。それにしても窓を開けていても気づかないほどの気温、私が若かった昔の

11月はもっともっと寒かった。地球の温暖化は進んで、自然災害がますます大きくなった。

 沖縄は軽石が海岸を埋め尽くしたそうだが、関東にもその影響が表れたようだ。

なかなか意見がまとまらない地球温暖化、これから地球の未来はどうなるのだろう?

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今日も元気なのは幸せ!

2021-11-14 13:29:28 | エッセー

 思いがけなく生まれて初めての歯痛は、おそらく老化が原因だと理解したが、気持ち

はいくら若くてもやはり体はそれなりなのだ。昨日経堂コルティへ行き、帰りのバスを

待っているとき、ベンチに座って二人の女性が話していて、後ろで待っていた私の耳に

嫌でも入ってきた。「私92歳なの、この頃膝が痛くて」「私も同じ、私の姉は93歳

だけどまだ元気だけど、認知症で・・・」などと延々とバスが来るまで話していた。

 並んで座らなかったので、知り合いではないようだが、92歳と言った女性は脚は

不自由そうだが、とてもそんな年には見えない美しい人だった。

 私の価値観では75歳までは前期高齢者、84歳までは後期高齢者、それ以上は末期

高齢者だと思っている。これは私の考えなので他人様には口が裂けても言えないが。

 末期高齢の私、長生きはしたくないが、夫を「幸せな状態で男性の平均寿命81.6歳

より10年長生きさせる」ことだ。老老介護とは言っても、私が元気でなければ不可能だ。

 お誕生日のお花がいっぱいのレッスン室で、楽しくレッスンしたが、無理なく効果的

にと色々工夫して長年続けている。そのためか疲れやすくなったが、どこも痛くないし

比較的元気で有難い。色々あるが、あまり文句をいわず、今日無事に過ごせただけでも

感謝して過ごそうと思った。

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芋羊羹と五目チラシ

2021-11-14 07:15:12 | エッセー

 11日は久しぶりで5目チラシを作りました。その日はあるセミナーに出席するため

9時に家を出なければなりません。大変手間がかかるので、野菜類きざみものは前日

に材料は準備しました。新米なので水加減が難しいので、何時もより慎重にして焚き

あがったら、最高に良く炊けました。ご飯に入れる酢は少々多めで、どちらかと言う

と甘味が強いが、これはなかなか評判が良いのです。

 近くに住むスタッフ2人と、友人、息子の家族に上げたが、盛り付けたすし飯に

タップリ錦糸卵、えび、青み、紅ショウガをきれいに飾りました。

写真を撮るのを忘れたけど、相当手間がかかりますが、料理好きなので少しも面倒

などと思ったことはありません。

以前作った五目チラシ 今回の方がキレイでした

 

 その前日に元スタッフが「東京農大で無料で配っていたから」と、大きなサツマイモ

をくれました。「イモようかんにして明日五目チラシにつけて上げよう」と早速厚く

皮を剥いて水でさらし茹でました。夫にポテトマッシャーで潰してもらいましたが

とても滑らかになりました。栗を入れたいけど今は売ってないので、剥いた甘栗を

入れて作りました。かなりお砂糖を入れても甘くならないので、本当に驚きましたが

ほんの少し塩とバニラエッセンスを加え、粉寒天を入れて型に流しました。

甘栗なので色は悪くなりましたが、出来上がりはサッパリして、甘さも丁度よく

案外美味しくできました。それを五目チラシに付けて取りに来た人に上げました。

すると1番弟子でのT子さんからこんなメールがきました。「美味しい5目チラシに

イモ羊羹をご馳走様でした。先生は料理に逃げていると?とかブログでおっしゃって

いましたが、羊羹まで手づくりなさるなんて、ホントにビックリしました。また五目に

かける刻み海苔はアルミ箔で包んだり、先生としては当り前なのでしょうが、やさしい

心配りでさらに美味しく頂きました」こんなメールはとても嬉しく、励みになるのです。

 食欲は人間と第一欲求で、そのため美味しいと感じると、最も幸せを感じる、そんな

お手伝いができることは、作り手にとっては最高の喜びですから。

決して上手ではないけど、これからも色々工夫して作りたいと思っています。

 

 

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