レンタルビデオやに行き、「モーターサイクルダイアリーズ」という映画を借りてみた。
これは、キューバ革命をしたチェ・ゲバラが23~24歳の時期に、南米を旅している映画である。チェ・ゲバラについては、私は何も知らない。ゆえに、キューバ革命についても何も知らない。純粋に、若き成年の旅ということで私はこの映画を見た。
旅をしたいから、という理由で旅に出たゲバラは、最初は楽しく行っていた。旅人として、その場所の表面の部分しか見えないからである。そして、月日が過ぎるうちに、彼の旅の考え方は変わってくる。自分の家を追い出されながらも、生きている人々、生きるのが辛いと言いながら生きている人、同じ人間なのに、なぜこんなに境遇が違うのかということを嫌というほど見ていた。
そして、最後の方で彼はこんな言葉を残している「無意味な国籍によって、いくつもの国に分かれているが、本当は一つの民族なのです」
私の旅も、回を重ねるごとに考え方が変わってきた。最初は、観光地を見るだけだった旅が、いつの間にか人々の生活に入り込む旅になっていた。そして、国によって、境遇が違いすぎるということを痛感した。勉強したいのに、勉強できない子どもたち、お金がないから仕事に着けない若者、手足がなく親に邪魔扱いされてストリートチルドレンをしている者、数々の現実を私もこの目で見てきた。そして、何もできない自分の歯がゆさをいつも感じていた。
今回、この映画を見て、ゲバラが旅して、感じたことと同じことを私は感じていた。
たまたま、日本という恵まれた国に生まれた自分にとって、できることは何なのか・・・私の考えの旅はまだ続く。とりあえずは、一社会人としての経験を積み、そして、5年間の学生生活で借りまくった300万の奨学金を返済してから、何かやろうと思う。
これは、キューバ革命をしたチェ・ゲバラが23~24歳の時期に、南米を旅している映画である。チェ・ゲバラについては、私は何も知らない。ゆえに、キューバ革命についても何も知らない。純粋に、若き成年の旅ということで私はこの映画を見た。
旅をしたいから、という理由で旅に出たゲバラは、最初は楽しく行っていた。旅人として、その場所の表面の部分しか見えないからである。そして、月日が過ぎるうちに、彼の旅の考え方は変わってくる。自分の家を追い出されながらも、生きている人々、生きるのが辛いと言いながら生きている人、同じ人間なのに、なぜこんなに境遇が違うのかということを嫌というほど見ていた。
そして、最後の方で彼はこんな言葉を残している「無意味な国籍によって、いくつもの国に分かれているが、本当は一つの民族なのです」
私の旅も、回を重ねるごとに考え方が変わってきた。最初は、観光地を見るだけだった旅が、いつの間にか人々の生活に入り込む旅になっていた。そして、国によって、境遇が違いすぎるということを痛感した。勉強したいのに、勉強できない子どもたち、お金がないから仕事に着けない若者、手足がなく親に邪魔扱いされてストリートチルドレンをしている者、数々の現実を私もこの目で見てきた。そして、何もできない自分の歯がゆさをいつも感じていた。
今回、この映画を見て、ゲバラが旅して、感じたことと同じことを私は感じていた。
たまたま、日本という恵まれた国に生まれた自分にとって、できることは何なのか・・・私の考えの旅はまだ続く。とりあえずは、一社会人としての経験を積み、そして、5年間の学生生活で借りまくった300万の奨学金を返済してから、何かやろうと思う。