人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

世界が100人の村だったら。ゴミ山で想うこと②

2007年06月30日 | Weblog
 ③フィリピンの少女 マニカ12歳。ゴミ山でゴミを拾い生活をしている。3畳くらいに4人で住んでいる。私がインドで仲良くなって招待してくれた家は4畳で6人だった。それが当たり前の国は多い。電気もなく、シャワーもなく、当然プライバシーといったものもない。2年後、マニカの住む家は良くなっている。しかし、政府の善意により、精神的重圧、経済的負担がさらに強いられているという現実があった。2年経っても何も変わっていない。そして、ゴミを拾う毎日、一時的に学校に行けたのは、きっと謝礼をいくらかは渡したからだろう。
5歳の子供も、働くことになり子供たち3人で働くことになる。始期を悟る母親、思春期を迎えたマニカ…。
生きていくことに一生懸命。生きていることが素晴らしい。それを伝えたいのだろう。

旅をしているときに、未来を語る学生と飲んだことがある。彼は、お金が回る仕組みを作りたいといい、外資系の地域開発のある会社を選んだ。同じ目線に立ち考え、意義のあることを大きな視点からしたいと言っていた。ゴミを拾うことから、お金の流れはできるのだろうか?できても少しだろう。

経済の流れと、高い倫理観、そして教育、この三つが相まって平和な愛のある世界が築かれていくと感じた今日の番組だった。
できたら、もっと溶け込んでホームスティーをすればいいのに。これが私の率直な感想。そうすれば、また見る視点も変わっていく。

よく私が変わり者と言われるもの、色々と見すぎてしまったのだろう。
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世界が100人の村だったら。世界の子供たち①

2007年06月30日 | Weblog
 ①エチオピアの少年、アベティ 9歳は父親が蒸発してしまった環境で、家族を養っていかなくてはならない。そのために、住み込みで金山で働いている。朝の6時から働き、15mの穴に入り、土を掘る。途中、ナレーションは入るのだが、辛く苦しいことにだけ着目している。確かに、可哀相と思うだろう。私たちは豊かな暮らしを知っているから。しかし、もっとアベティの楽しそうな所に着目してもいいかもと思った。そこには、「少年の純粋さ」「家族愛」が見え隠れする。知らないから、生きていける。教育がないから、感じずに生きていける。アベティにとっての幸せ、そして番組としてみなに伝えたいこと、ちょっぴりズレを感じた。


 ②ロシアの少年サーシャ 10歳。国や家族を守るため、銃を取り戦いに出る。
約3000人の子供たちが軍事訓練を受けている。これが正義のために使われていれば問題ない。倫理観の元、その力が正しく使われればいい。だからこそ、テロを力でもって制圧するというのは、一歩間違えれば反対になる可能性もある。だからこそ、適切なイデオロギーを身につけていく必要がある。サーシャがとてもいい意見を言うが、それは上がその意見を言っているからであり、子供たちはその考えを真似している。だから、よく最近の子供たちは~と引き合いに出されるが、それはきっと私たち大人が、最近の大人たちは~なんだろう。番組は、何が宝物か聞く。そして、出演者たちは高次なレベルでそれを捉えていく。しかし、答えは本当はもっとシンプルなものなんだと思う。それはただ一つ「愛」なんだと。
インドに行く前に、ある人から「生まれたものは死に 持ったものは失い 作ったものは壊れます…
それでも僕はこの人生結構気に入っています。愛があれば世の無常と戦えると想います。」という言葉をいただいた。全ては、シンプル。そして、子供たちを通して何が見えるのか。私たち大人の姿が見えてくるだろう。日本が恵まれている恵まれていないなどという次元ではなく、子供たちはどこであっても子供である。

だからこそ、「愛」と「気付き」がシンプルになってくる。
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おい、私のタクシーは?

2007年06月30日 | Weblog
9時半にゲストハウスに戻り、10時にチェックアウトするのでその時に空港までのタクシーもお願いする。まだ20分近くもあるので、余裕綽綽で隣のインターネットカフェへ!三十分、20ルピー(60円)である。とりあえず日本にメール。身体の無事を伝えないことには。そして10時にチェックアウトをし、タクシーを待つことに。
10分後…宿の主人が現れ、何をしてるか聞かれ、タクシーを待っていると答える。誰かタクシー呼んだのか?と主人がゲストハウスのスタッフに言うと、みんな顔を見合わせている。誰も言ってないようだ。。。
ってさっきあれほど言ったじゃないかと抗議をして、宿の主人がタクシーを呼んできてくれることに。これでもう安心だ!
10分後…外から、ガタガタゴトーンと音がする。近所の人たちも皆外に出て、何事か見ている。どうやら、喧嘩が起きているようだ。ヤジウマな私も、インド人に交じって、喧嘩を見ることに。
おっおい、まさか喧嘩してるのは、ご主人じゃあありませんか!どうやら、タクシーを呼びに行く途中に、ケンカを呼んでしまったようだ。
なんとか喧嘩もおさまり、主人のシャツは天空の城ラピュタの親方が筋肉を自慢してシャツを破ったかのように、破れている。
とりあえず、タクシーを呼んだか聞いてみることに…って目が血走っていて聞ける状態じゃない。しかも宿のスタッフはセコンドになり新しいTシャツを渡し、仕返しに行くようだ。
これはすさまじく面白い展開だ。
だが、飛行機の時間もすさまじく遅刻しそうである。これは野次馬になっている暇はない。すぐに次の手を打たなければ…
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