人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

山をなめんなよ!

2008年07月11日 | Weblog
先週日曜に参加した『北丹沢山岳マラソン』は、山の神は微笑まなかった。

土曜の夜に最寄り駅に到着。タクシーで4000円くらいかかるというので、一時間夜の駅で待ち、山岳マラソンに出る方を探す。と格好が普通ではないので、3人に声をかけて四人でタクシーのシェア成功。まさに驚異の成功率100%。

休暇村の宿に着くと私が最後だったらしく、13人部屋に案内された。とそこはまさに合宿所で夜の9時にもかかわらず皆寝ていた。戦闘モード全開で、空気がピリピリしてる。山岳マラソンはどうやら「ノリ」ではなく、『マジ』でやることが否応なく肌を通して伝わってくる。とりあえず、そろーっとリュックを空け周りの人を起こさないようにして就寝…が気分が高まり寝れるはずもなく、いびきがうるさい中ひつじを数えたりしていつの間にか寝ていた。と思ったのもつかの間、四時には部屋の方達は起きだしていた。まあ、筋肉のコンディションから行っても早くに起きたほうが念入りにアップができる。
6時半にスタートのピストルがなり、約850人が一斉に走りだした。とりあえず最初は50位前後をキープ。今回の目的は完走だ。そしてアップダウンを繰り返して走ること9キロ。ここからは6キロの山となる。

苦しかった。正直、山を走る練習は一切していなかった。歩いては休み歩いては休み。何百人に抜かされただろうというほど抜かされ、18キロ地点のチェックポイントに到着。かついでいたリュックの1.5リットルの水も底をついていたので、お椀にある水をがぶ飲みしてしまった。そして、栄養補給のためバナナときゅうりを食べ走ろうとしたが、気分が悪くなり隅っこに隠れて全て吐いてしまった。
全身鳥肌がたち、これはまずい!そう思ったが、15分の休憩後、葛藤に打ち勝ち、重い身体を引きずりリスタート。

その後は本当に久々にめちゃくちゃしんどかった。序盤飛ばしたこと、普段山を走ってないことがたたり、右足外側靭帯が痛くなり、腿はつるわで、柔道部物語で初めて一年生がセッキョーをくらったような状態だ。

のりで参加したことを後悔しそうになったが、私のモットーは『やらずに悔やむよりやって悔やめ』。とにかくやらなきゃ分からない。

29キロ地点の2つめのチェックポイントで制限時間をオーバーして失格になった。どちらにしても今の私にとってはこれが限界だった。。。


四日経っても消えない脚の痛み。山をなめてはいけない。

そして、大切なことは『準備』ということだと思う。勢いとのりと準備、いつ何時何が起きても大丈夫な肉体と精神にはまだまだ及ばない。
コメント (5)
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