人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

チベット・高山病の恐怖

2009年05月01日 | Weblog
 チベットについて24時間が経過。調子にのってビールを一本飲んでしまった。


 その結果、頭痛がひどくなり吐き気がしてきた。夜だったため早々に寝たが、早朝も気持ちが悪く目覚める。とりあえず、気分転換にジョカンに行き、思い切って五体投地をしてみた。もちろん、気持ちの悪い時に気合を入れるため格好は柔道着だ。
 またいつものようにジョカンのまわりを歩いているが、歩くたびに気持ち悪さがこみ上げてくる。「うぷっ、うぷっ」と胃が逆流しだした。ゲストハウスに戻り、嘔吐を繰り返した。


 本日の予定は以前ダライラマ先生が住んでいた「ポタラ宮」の見学。さすがに、キャンセルーなんてするはずもなく、気合で行くことに決定。連れて行ってくれた人がガイドしてくれると思いきや、入り口でバイバイ。後は、自由にどうぞって言われて、一人で意識朦朧としながらポタラ宮を見学。石段を5段上っては休憩をしてを繰り返した。高校時代、太平山の階段登りで重量級がぜえぜえいって登っては休むのを見て、なんでこんなにつらいのだろうと思っていたが、今その気持ちがう痛いほど分かった気がする。階段ってきついんだね。


 何とか一人で2時間の見学を終え、帰りは歩いて15分の道もタクシーを使い、ゲストハウスに倒れこんでしまった。
 トイレにこもること1時間。この状況を打破するために、地球の歩き方を見ると、そこには高山病の対処の方法がのっていた。よく読むと高山病は程度により、3段階に分けられ、軽・中・重とある。私の症状は中期の症状であり、対応策は、勇気を持って高度を下げること。


 ここは山じゃないんだから、高度下げれるかいっと一人で突っ込み、日本から持ってきた痛み止めの薬を飲み、ベッドに倒れこんだ。

  

 
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チベットの長い一日

2009年05月01日 | Weblog
 チベットの都市であるラサ、その中の聖地であるジョカンを2時間近く回っていると、ポツンと日本人男性らしき人が立っている。思い切って、「日本人ですか?」と声をかけると「はいっ」と答えてくれた。
 この通称Tさんもまた25歳で会社を辞め、有り金を手に生まれて初めて一人で旅をしているのだという。そして、この出会いから私の幸運は続く。情報を聞くとやはり「外国人はツアー組まないとチベット入れないですよね。だから高い金払って一人でツアーに申し込みました」とのことである。ということは、つまりTさんにはガイドがいるのだ。私はガイドもいなく途方に暮れていたので、まさに渡りに船である。そして、このTさんは人柄がとてもよく、何よりも謙虚なのだ。どのチベット人に対しても写真を撮るときには、きちんと撮っていいかジェスチャーをして撮る。私のように撮るね~って言って勝手に撮ってしまうのではないのだ。そんな彼は、さらに凄腕のガイドを雇っていた。そのガイドも25歳のYちゃん。語学に堪能で、日本語もうまい。そして、日本の文化も勉強してしっかりと知っているのだ。そのガイドの案内で、私もそのツアーに加わりお寺周りをさせてもらった。
 

 そして、あるお寺で私のず~っと昔の祖先を発見した。その瞬間、私がここには呼ばれてきていたことを肌で感じた。
 

 そしてこの凄腕ガイドは、観光地になっていない秘密のお寺に連れて行ってくれさらには、そこの僧侶たちとは友達のためなんと部屋にまで招待されてしまったのだ。これって見つかったらものすごくやばいと思うのですが、(だからちょっと思いきったことも書けません)中でバター茶やらお菓子やらを大量に出してくれた。 私も思い切って昨年の事件について、聞いてみた。その結果は・・・

 私の思いもよらぬ意見だった。

僧侶との対談も終え、素敵なツアーに誘ってくれたTさんと凄腕Yさんに厚くお礼しをして、部屋に戻った。

 翌日、とうとう私にもある病気が襲った。




 
 
 
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