人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

西蔵大学にいるたった1人の日本人 in チベット

2009年05月05日 | Weblog
 チベットのラサ市内で、私は観光はすることができない。許可証は旅行会社に預けてしまっているし、その会社のガイドも頼んでいない。そこで、今回個人的に凄腕ガイドのツバメちゃんに直接お願いしてチベットを案内してもらった。行った先は下記の通りだ。
①マニ塚・・・たくさんのお経や絵が描かれているこの場所では、石にお経を書く人の仕事時間は、朝6時~夜8時まで。週7回働いている。そして、給料は300元(日本円にして4500円)だった。大体ラサの平均給与が2000元(35000円)を考えれば、相当安いが彼は、現状は毎日が幸せだという。目の前には、同じ職業の奥さんがいて、得意なことを仕事にできたら、それ以上求めることはないと話していた。


②チベット唯一?の大学・・・正面を入ろうとしたが怒られる。大学周辺を回り、抜け道を探し、なんとか潜入成功。聞き込み調査をすると留学生の中になんと日本人がいるとのこと。探し回り、そして会うことが実現。どんなすごいお坊さんがくるかと思っていると、普通のおばちゃんだった。年齢は私の母とほぼ同じで、息子ももう社会人だし、やりたいことは今しかないと思って、チベット仏教を習いに来たとのこと。約1年の留学だそうですが、大学には一人しか日本人がいなく、残り半年で尼寺に行ってお経を覚えるのが野望と笑いながら、力強く話してくれました。普通のおばちゃんなのにすごい!!
 もう一つの、世界一高い柔道場で練習してみたいという思いは、柔道場がなかったために叶わず・・・残念。


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目の見えない天使の贈り物 in チベット

2009年05月05日 | Weblog
 チベットで高山病になったのなら、チベット医学で治すしかない!!と、意識朦朧としながら考え、チベットマッサージをお願いした。ゲストハウスに迎えに来てくれたチベットマッサージの女性がなぜか入り口に頭をぶつけている。その瞬間、彼女は目が見えないということが分かった。それなのに、私は場所が分からず、迎えまでお願いしてしまった。本当に申し訳気持ちでいっぱいになった。
 そして、正直おんぼろのビルの3階に連れていってもらい、チベットマッサージを行ってもらった。パンツ一枚になり、不思議な薬を身体中に塗ってもらった。
寒い室内で、ほぼ裸状態で「これは風邪ひくかも」と思いながら受けていた。その間、その盲目の女性と英語で会話をした。意識がしっかりしていないので、何を話したのか記憶が定かではないが、「幸せですか?」と聞いたら、「毎日とっても幸せ。そして、今はもっと幸せ。遠い国の兄ができたから」と答えてくれた。不思議に涙が出てきた。


 1時間後、身体を起こすとうそのように軽くなっていた。気持ち悪さも頭の痛さも消えていた。盲目の天使の起こした奇跡だと思った!!
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