人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

7つの山の頂を1日で踏む

2017年05月05日 | 
 久々に山で自分の訓練を実施。

地図を見て、自分が知らない山へ行き、
体力がギリギリになるくらいの強度でコースを設定。

約9時間をかけて7つの山の頂を踏む。

序盤の2つまではハイキングの方が多かったが、後半5つの山は人と出会わず。

時折聞こえるハンターの銃声や、キツネやカモシカさんの姿、熊やイノシシ注意の看板を見ては、

ガサガサッという音に敏感になる。

先日サバイバルセミナーで学んだ獣の足跡は登山道には少なく、
基本的にはそれほど登山道にはやって来ない様子。

とはいえ、いつ何時どうなるかも分からないのが自然界。

リラックスしながらも周囲に気をつかい、山の目印を見落とさずに突き進む。

サバイバルのセミナーで習ったことをフル活用。

当初は久々の山で身体が慣れず、すぐに疲れていたのが、
時間が経つにつれてどんどん適応してスピードアップ。

なんだかんだで3分休憩3回を除いて、9時間動き続け目標を達成。
途中、何度も「なんでこんなことやっているのだろう」という思う。

これに対して、折れない心を作るために3つの言葉を用いる。
「俺って、アホだぜ~」
「うーん、修行だな」
「辛抱、我慢」


そして、お陰様でいつもいい登山ができているけど、山に入る際に心掛けていることが3つ。

1、神社やお地蔵さんなどあれば手を合わせて礼をする。

2、基本的に登山道はきれいですが、もしゴミが落ちていたら拾う。

3、常日頃から心構えをつくり日常生活を過ごす。リュックをわざと重くしたり、階段を一段抜かすなど。






山の麓にある古民家を改築したゲストハウスに空穂宿さんに宿泊。
宿泊者は、私1人。

お風呂に入った後は、囲炉裏のある部屋でご主人と女将さんと人生談義。

マンガ『釣りキチ三平』のどのシーンが好きかという超マニアックなネタで意気投合して熱い語り合い。

人生とは?生きるとは?そんな大それたテーマで好き好きに自分の考えを話す。

いいとか悪いとかではなく、そういう考え方もあるよね。そんな生き方・考え方もあるんだと
相手を尊重しつつ、お互いに受け入れる。ただ、私は私の生き方を選択する。
これが好きだから。

ビール、自家製の様々なお酒、日本酒一升瓶・・・といつの間にかの5時間が経過。

たまにはこんな夜もいいもんだな。

ホーホケキョッの声で覚まし、近くを散歩。

芝生の上で寝転がりながら、生きるって素晴らしいんだろうって、不思議な程に満ち足りた気持ちでいっぱいになる。

たった一度の人生を少しでも悔いが少なく生きるために、魂が揺さぶられる様々な体験や経験する、そんな気持ちが湧き出てくる。

そのために健康な肉体と健全な心が必要なんだと、
古民家のテラスで朝日を浴びながら、釣りキチ三平最終巻を涙ながらに読み、
一平じいちゃんの死を慈しみながら考えた朝。

日本にもまだまだたくさんの考え方や生き方があって面白いと感じる時間。

そういえば、宿のご主人と話していて私のルート以上のことを歩いた山男の話を
してくれた。

「一日に8つの山の頂を踏む。」

その話を聞いて、「えっ、そこの山も行くの??」
地図を見ながらやってやれないことはないけど、体力と相応の勇気と覚悟がいる。

今の私にはできそうにない。

まだまだ訓練が足りないなぁ~。


























山梨の自然さん達、
宿のご主人、おかみさん、
ありがとうございました!!

コメント
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