全員がゴールまで辿り着くことができたのは、参加者たちの限界を超えた頑張りとともに、サポーター達の多大なる支援があったからこそでした。
チバルルマラニックまで全体の打ち合わせはなし。
スタッフ全員が「地雷を踏んだらサヨウナラ」的な雰囲気で生きるフリーランス。
細かく打ち合わせるのは野暮だと思い、ざっくりの流れを伝え、あとはいい塩梅と臨機応変にとお願いしました。
同行サポーターと協力してくれた元格闘家で画家の忠さん(村上忠)は、ウォーミングアップで気が充満する仙骨体操をしてくれ、なんとマンサンダルで歩きました。
それに触発されて続々とマンサンダルになる方も。
足元はなんだっていいじゃないか、
人間も動物だもの。
肩の力を抜き、あるがままに委ね、菩薩のような出立ちにみんな癒され、エネルギーが溢れ、忠観音と呼ぶとか人がいたとかいないとか。。。
地元南房総からサポートしてくれた20代青年のkos(高橋幸佑)。無人島でのサバイバルや海抜0mからの富士山登頂など様々な経験から、常に全体を見渡し、必要な場所に必要な支援を行い、参加者の能力を引き出してくれました。
岩場を見つければ、訓練のために走ってきます!と走り抜けていきます。
一体この先、どこまで走り抜けてくれるのか、知り合った参加者たちが未来を担う青年の行く末を見守る楽しみができたと喜んでいました^ ^
カメラ撮影はイベントでお馴染みになったこいちゃん(小出拓也)。
20代のこいちゃんもまた自分の能力がどのくらいなのかを知りたいとマンサンダルで挑みました。
参加者たちの自然な姿を残していきたいと御一行の前に行ったり、後ろに行ったりと大忙し。
体力の限界は超えているのに、「みんなの一生懸命な様子を写真に撮るとバイブスが上がります!」と覚醒して新たな領域に突入していきました^ ^
今回の舞台を作るきっかけとなった上総興津駅前にある青空カフェの井澤明子さん。
現地に溶け込み、インドを旅する生粋の旅人は、眺めの良き場所で絶品インドカレーを用意して待っていてくれました。
2種類のカレーをライスにかけるとみんな「美味しすぎる!!」とあっという間に完食。エネルギー満タンで歩くことができました^ ^
そしてエイドからゴール地点の宿泊、アフターパーティー、朝食その他諸々でお世話になったのかゲストハウス千倉のおへその小林徹也さん、なるみさん。
想定外の豪華なスイーツを用意してくれ、参加者からは、「ビーチでこんなの食べられるなんてしあわせー」と言う声が聴こえてきました。
ゲストハウスにカエルと願掛けして「みんながんばれー」と歌ってくれ、歌の力の偉大さを感じました♪
エイド毎に先回りしては、みんなを元気づけてくれました!
翌日もここは桃源郷かと錯覚するような時間を全員が過ごせました^ ^
そんなこんなで、
臨機応変に、
流れで、
いい塩梅に、
と適当なことばかり言っている主催者を横目に、
勝手に参加者たちをサポートしてくれて、それぞれが自分の役割を全うしながら楽しんでくれました^ ^
1日をともに過ごし、
美味しい酒を酌み交わし、
雑魚寝して朝を過ごす。
自分なりの矜持を持つ方々と、
それぞれがともに刺激し合う、
とても豊かな時間を過ごしたチバルルマラニックでした。
これでだいたいお終いですが、最後にちょっとした奇跡が起きました。
つづく
同行サポーター・協力施設紹介
村上忠
魂似顔絵
小出拓也
はちどり屋
高橋幸佑
umikazeキャンプ場
小林徹也
なるみ
ゲストハウス千倉のおへそ
井澤明子
青空カフェ