白馬岳－朝日岳・花の旅１

思ったとおり、どこまでも花、花、花……　素晴らしい山旅でした。やはり大雪渓は涼しく、高度も稼げて快適です。
初日は山小屋に荷物置いて、清水(しょうず)平方面に散歩しました。清水平への往復にはあらゆる高山植物がありました(やや誇張あり、笑)。特に目立ったのは、ハクサンコザクラ、ニッコウキスゲ、ハクサンイチゲ。そして、砂礫地にはコマクサの群落が。また清水岳山頂付近はチングルマの海。もちろん、ハクサンフウロ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲといった定番の花たちもそこかしこに。

２日目はまず白馬岳*(山)*。晴天の頂上には多くの登山者が幸せそう。白馬岳には、山の楽しさのすべてが備わっていると思います。

雪倉岳を経て朝日岳へは言わずと知れた花の街道。天気が急速に崩れ雪倉岳あたりからは小雨になりましたが*(雨)*、高山植物を観るのに支障はありません。鉢ヶ岳のライチョウです。

前日の花たちはもちろん、さらにマツムシソウ、ハクサンシャジン、タテヤマウツボなどが。何と８月なのに、小桜ヶ原でミズバショウも。キヌガサソウも存在感ある花ですね。わずかにウルップソウも。

途中で山の花に超・詳しい素敵な女性と出会いました。花の見分け方や花の名の由来などを教えてもらい、ハッピーな一日でした*(笑顔)*。中途半端に花に興味ある私は、彼女には格好の教え子だったのかも。白馬岳と旭岳です。