明日の風

明日は明日の風が吹く。気楽にいきましょう!

参議院選挙 2016

2016-07-11 19:21:26 | 時評
予想どおり、たいしたドラマはなかったですね。静岡選挙区の無名候補者が、幸福の倍以上の5万票獲得したくらい(さすがに大ボラの500万票はいきませんでしたが、笑)
焦点の1人区は自民党21勝に対して野党11勝。接戦の一騎打ちが多かったですが、得票差1万票以内の僅差を野党が制したのが、大分、新潟、青森、逆に自民党が勝ったのが愛媛。野党はかなり健闘したが、自公の地力の前には大勢を覆せなかったというところでしょうか。
その象徴が大阪と兵庫で、自公と維新で7議席を独占しました。ただ、北海道と東北では、8議席中2議席だけ。やはりTPPの影響でしょうか。
野党共闘のおかげか、民進党は惨敗の3年前からかなり盛り返しました。1人区になった宮城・福島・長野で議席を死守。さらに北海道、東京、そして愛知で2人目が最後の議席に滑り込みました。反面ここのところ躍進を続けてきた共産党は、今回に限れば維新に抜かれるなど、やや伸び悩み気味。例の「人殺し予算」発言が響いたのでしょうか。
案外頑張ったのが生活です。政党要件消滅の危機と言われましたが、選挙区で同党系の無所属が2議席、比例代表でも最後の議席が生活のものになったので、1議席増となりました。社民党は厳しい。得票率が2%に達したので政党要件は維持しましたが、衆参合わせて4人に。

3年前は若干上回りましたが、相変わらず55%と嫌になるくらいの低投票率です。毎度同じことを書いていますが、今の政治でもまあ良いやというなら棄権は合理的選択。でも、そんなに多くの国民が安倍政権のやることに満足しているようにはみえないのですが……
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