ヤマハ発動機、初のプレーオフ進出

トップリーグ最終節、ヤマハ発動機が前季２冠のパナソニックの堅陣を破って、４強の一角に食い込んだ。立ち上がり２PGでリードを許したものの、その後トライを重ねて８点以上の点差を保ち、危なげない勝利だった。４トライでボーナスポイントもゲット。
ヤマハは前節、東芝との接戦をものにしたのが大きかった。東芝戦はほとんど押されっぱなしでわずかなチャンスを得点に結びつけた。しかも最後に東芝が得た反則を、南アフリカ代表の名手ステインがPGを外しての１点差勝利。もちろんヤマハの頑張りが薄氷の勝利につながったのだが、幸運も大きかった。
終わってみれば、上位５チームは２敗で並び、１次リーグの順位によるアドバンテージポイントの差で、神戸製鋼、パナソニック、東芝、ヤマハの順。上位リーグでのボーナスポイントが少なかったサントリーが５位となってプレーオフに進めず。サントリーの敗退はプレーオフトーナメントが始まって初めてだそうだ。
ヤマハはうれしい初めてのプレーオフ。サントリーも含めて５チームは横一線だろう。この先は全く予想がつかない。